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数千年前、数多の魔神が互いに争い合った戦争の総称。テイワット大陸全土で戦乱が発生し、神も人も争いに巻き込まれた。
2000年前に終結し、生き残った七柱の魔神が七神となって七国を導いた。

原因

魔神戦争では、魔神たちが七つの座を巡って戦った。草神ブエルによれば、魔神戦争は「法則」に駆り立てられた無意味な消耗であったという。

経過

モンド
当時のモンドは吹雪に覆われており、旧モンドを統治する竜巻の魔神デカラビアンと、奔狼を従えた北風の王アンドリアスが争っていた。暴風によって閉ざされた旧モンドでは民衆の不満が高まり、やがて革命を起こして魔神を討伐した。デカラビアンの死によって風神バルバトスが誕生した。風神の加護の下、人々は吹雪から解放されたモンドに新たな城を築いた。
璃月
璃月では数多の魔神が殺し合いを繰り広げていた。岩の魔神モラクスと塵の魔神ハーゲントゥスは竈の魔神マルコシアスの協力を得て帰離集を共同統治していたが、戦乱によってハーゲントゥスが死亡した。その後、モラクスは生き残った民を導いて璃月港を築いた。
塩の魔神ヘウリアは心優しい神であり、苦しむ民のために「地中の塩」の避難所を作った。だが強力な魔神に土地が奪われていく中で、人々は弱すぎる神では誰も守ることができないと考え、敗北を味わう前に彼女を解放したいと願ってヘウリアを殺害した。死せる神の力の放出によって地中の塩は滅亡した。
モラクスは数多の魔神を鎮圧し、やがて璃月を平定した。彼は岩の巨槍を海に投げて渦の魔神オセルを封印した。
稲妻
双生の魔神バアルバアルゼブルは力を合わせて稲妻を統一し、幕府を設立した。一方、魔神オロバシは戦いに敗れ、闇の外海に逃げ込んだ。海淵に迷い込んだ神は白夜国の民を発見し、彼らの神となることを決めた。だが、オロバシは白夜国の禁じられた本を読んだために天空の島から死刑を宣告された。
オロバシは自らの珊瑚の枝を折り取って海祇島を創造し、白夜国の民を地上へと導いた。だが島は農業に適さず、すぐに飢饉が発生した。人々は肥沃な東の島々を要求した。オロバシは彼らの嘆願に応え、軍隊を編成してヤシオリ島を征服した。幕府軍との戦闘が続いた後、魔神バアルゼブルが「無想の一太刀」でオロバシを斬り伏せ、「無想刃狭間」を形成した。神を失った海祇島は降伏し、稲妻幕府を宗主として認めた。
スメール
魔神戦争の時代、花神ナブ・マリカッタ、砂漠の魔神アモン、草木の魔神マハールッカデヴァータが友情を誓い合い、王権を共有することを決めた。天の啓示を失った人々は三神の庇護の下で幸せな暮らしを送った。
アモンは反逆の野望を抱いており、ナブ・マリカッタを説得して共に禁忌の知識を求めた。オアシスは砂嵐に飲み込まれ、ナブ・マリカッタは死亡した。アモンはかつての楽園を再現するため、天の釘の力を用いて「永遠のオアシス」を築いた。マハールッカデヴァータはアモンと道を違え、ヴァルナ神器によって雨林を誕生させた。
ジュラバドの都が興亡した後、アモンはプライマル構造体を使って新たな都市を建設した。彼は自らの野望を実現しようとしたが、実験は失敗に終わり、禁忌の知識が砂漠全土に拡散されてしまった。都は壊滅し、民は魔鱗病に覆われ、砂漠は死域に蝕まれた。マハールッカデヴァータは神力を注いで大地を救ったが、代償として幼子のような姿となった。アモンは災いを鎮めるために自己犠牲を選んだ。草龍アペプは事前の約束通りアモンの遺骸を喰らったが、禁忌の知識に侵蝕された。
アモンの死後、砂漠では多くの短命な王朝や暴君が興亡を繰り返した。
フォンテーヌ
魔神エゲリアは純水精霊たちの願いに応え、原始胎海の力を用いて彼女たちを人間に作り変えようとした。だが天理はこの行為を罪とし、エゲリアを幽閉した。
その後、魔神レムスがフォンテーヌに現れ、レムリアを建国した。未来の洪水と破滅を逃れるため、レムスはイコルと魔法の石を使って魔像を作り、人間に不老不死を与えようとした。だがレムリアの圧政に反抗する蛮族たちが純水騎士エリニュスの下に集い、大規模な反乱を起こした。魔龍スキュラもレムリアに戦いを挑んだ。戦乱の最中、レムリアは一夜にして海に沈んだ。
天理はエゲリアを幽閉から解放し、レムスに代わってフォンテーヌを統治するよう命じた。

テキスト

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