未確定原神考察

旅人は双子の兄妹（血縁者）と一緒に星海を渡り、宇宙にある様々な希望と絶望を見てきた。
二人がテイワットに降臨した後、旅人は隕石の中から血縁者に呼び覚まされた。血縁者はカーンルイアの災厄が天変地異をもたらすと言い、テイワットから離れようと告げた。しかし、二人の前に「天理の調停者」を名乗る見知らぬ神が立ち塞がった。見知らぬ神は二人を撃破して封印した。
それから500年後、旅人は力を失った状態で目覚めた。初めは一人で彷徨っていたが、溺れかけていたパイモンを釣り上げたことで仲間を得る。パイモンは旅人にテイワットの言語を教えた。旅人は唯一の血縁者である双子と再会するべく、まずは「見知らぬ神」の情報を求め、テイワットの七神を巡る旅に出る。
旅人はモンドと璃月を巡って風神と岩神に会ったが、「見知らぬ神」と血縁者に関する情報は得られなかった。一方、旅人は500年前に血縁者が言及した「カーンルイア」が手がかりになると考えたが、調べても収穫はほとんどなかった。ダインスレイヴと出会ったことで、旅人はカーンルイアについてより深く知り、ついに血縁者と対面する。だが、血縁者はアビス教団に所属しており、共にテイワットを去ろうとはしなかった。
「同じように終点に辿り着けば、この世界の淀みを見届けることができる」──血縁者の言葉に従い、旅人とパイモンは七国を巡る旅を続ける。稲妻、スメールを巡り、雷神と草神に会った旅人は、世界樹の歴史改竄を経験することで自らの降臨者という特異性を認識する。また、地脈から血縁者の記憶を追体験することで、血縁者がアビス教団に加わったきっかけを理解し始める。

元素を感知する能力。旅人は元素感知能力に優れており、スメールでは初めてパラハァムを嗅いだだけで世界樹と意識を繋ぐことに成功した。フォンテーヌでは、原始胎海の水を飲まずともルキナの泉の声を聞くことができた。

旅人は七天神像に触れることで、元素力を操る能力を獲得できる。元素力を応用することができるのは、パイモンと一緒に自然を研究したからだという。神の目を持たずに元素力を操る者は、テイワットでは他に例がない。

旅人はトワリンを蝕むアビスの腐食を浄化することができる。これは神の目の所持者にも不可能な、旅人特有の能力である。

旅人の戦闘力は非常に高い。パイモンが「宝盗団を同時に四、五人相手するなんて、日常茶飯事だけど」と言っているように、戦闘経験も非常に豊富である。一方、テイワットで最強と言うわけではなく、魔神級の敵に勝つことは容易ではない。例えば、稲妻では雷神バアルゼブルに一度敗北している。

旅人は多くの称号を持っている。

西風騎士団の栄誉騎士。これは代理団長ジンが旅人に授与したもの。

魔神オセルと戦い、璃月港を救った大英雄。璃月人の多くは旅人を英雄視している。

抵抗軍のメカジキ二番隊隊長。珊瑚宮心海が旅人に与えた抵抗軍の地位。

草神ブエルが旅人を指して言った称号。これはニィロウが語った「一人目の賢者の物語」を指していると考えられる。

フォンテーヌ科学院が旅人に与えた栄誉称号。

伝説の食品配達員としての呼び名。

エルマイト旅団の間での呼び名。

一部の警察隊員の間で広まっている旅人とパイモンの称号。

• 旅人は普段口数が少ない。
• 旅人の服には大事な意味がある（本人談）。
• 旅人は弓の扱いがあまり得意ではない。

旅人は多くの世界を旅してきた。旅人の台詞の中には、テイワット以外の世界に関して言及するものもある。

プレイヤーは冒頭で空（男性）と蛍（女性）の一方を選ぶことになる。プレイヤーが選択した者が「旅人」となり、選ばれなかった者が「双子の片割れ」となる。
「私（俺）たちはいずれ再会する」でナラヴァルナが旅人を「空/蛍」と呼んだため、プレイヤーが設定した名前はテイワットにおける旅人の通り名だが、旅人とナラヴァルナが互いに呼び合う名前は依然として「空」と「蛍」であることが分かる。
空は双子の兄であり、蛍は双子の妹である。二人の性格にはいくつかの違いが見られる。

空の一人称は「俺」、蛍の一人称は「私」。
また、空は蛍を「蛍」と呼ぶが、蛍は空を「お兄ちゃん」と呼ぶ。

二人はスライムの好みが異なる。空は炎スライムが好き、蛍は氷スライムが好き。