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スメールの初代草神。

物語

マハールッカデヴァータはアモンナブ・マリカッタの親友であり、かつては共に古代オアシスを統治した。ナブ・マリカッタの死をきっかけにアモンと道を違え、砂漠に森を作ることを決意。雨林を創り、防砂壁を置き、教令院を設立して人々に平和と繁栄をもたらした。魔神戦争後、七神の一柱となった彼女は知恵と博愛、全知全能の象徴としてスメールの国民に愛されていた。
500年前にカーンルイアの災厄が勃発した時、彼女は世界樹に禁忌の知識の汚染が発生したことに気付いた。彼女はアーカーシャを作ってスメール人の夢を収穫し、その力を使って世界樹の汚染を除去した。だが、世界樹の化身であるマハールッカデヴァータも汚染されてしまった。彼女は世界樹の最も純粋な枝を折ってクラクサナリデビを創り、世界樹に意識の欠片を残して亡くなった。
500年後、クラクサナリデビは禁忌の知識を駆除するために世界樹からマハールッカデヴァータの情報を削除し、その存在はテイワットの全ての記憶と記録から抹消された。現在の認識では、マハールッカデヴァータはスメールの伝説に登場する巨木の名前とされている。

理念

マハールッカデヴァータの理念は「知恵」。

信仰

スメールの雨林地域においては、マハールッカデヴァータに関する信仰が盛んだった。マハールッカデヴァータの死後、ブエルが新たな草神となった後も、教令院を中心とする人々はマハールッカデヴァータを信仰し続けていた。
世界樹の改ざんが行われた後は、あらゆる人々がマハールッカデヴァータを忘れた。その信仰はブエルへの信仰に塗り替えられた。

能力・偉業

アランナラの創造
砂漠を離れたマハールッカデヴァータは歌の力でアシュヴァッタの樹を芽生えさせた。彼女が樹に森の民を増やすよう告げると、ザクロの実に入っていた種が育ってアランムフクンダが生まれた。こうしてアランナラが誕生した。
雨林の創造
マハールッカデヴァータは雨を召喚する装置・ヴァルナ神器を作った。ヴァルナ神器は命の水をもたらし、砂漠に巨大な雨林を作り出した。
教令院の創設
マハールッカデヴァータは雨林を開拓した学者たちを率いてアムリタ学院を設立し、やがて教令院が誕生した。
鍛造技法
マハールッカデヴァータは黒鉄を鍛造する奥義を人々に授けた。
防砂壁の創造
マハールッカデヴァータは砂漠の防砂壁を創造した。

テキスト

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