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璃月の竈の魔神。現在は「グゥオパァー」の名前で知られ、香菱と行動を共にしている。

物語

竈の魔神マルコシアスは石の摩擦の火花から誕生した。彼は炉火と民生を司る心優しい魔神であり、帰離集では幾千の小さな体に分かれて人々に食と団欒をもたらした。知恵と勇気を併せ持ち、前線で戦うこともあったという。
魔神戦争で帰離集が滅びた後、マルコシアスはピリ辛蒸し饅頭を発明したという。
数百年後、璃月は災害と疫病に見舞われた。マルコシアスは災害を鎮めるために力を大地に捧げ、岩王帝君歌塵浪市真君に別れを告げて祭壇で眠りについた。
やがて、長い時を経て竈神の存在は忘れられ、古書の中に記された伝説となった。岩王帝君は竈神を偲ぶため、竈神祭を含む仙人の祭儀を「月逐い」という言葉でまとめた。
幼い香菱が雨宿りのために洞窟に入った時、祠にピリ辛蒸し饅頭を供えた。力と記憶を失ったマルコシアスはその料理を食べ、彼女について行くことを決めた。

記述

『璃月神話拾遺』の記述
龍のような体躯であり、太陽を覆うほどの長い尾を持つ。爪は火を操り、人間に知恵を授けた。この恩寵を受けし凡人は、火によって食材を調理し、暮らしを善くした。
望舒旅館の古書の記述
北西二百里先に帰離集が位置する。そこには多くの集落があり、人々は狩猟や農耕、織物などをして暮らしていた。竈神が降臨した時、かの者は一から幾千万もの身体に分かれ、無数の童子の姿となった。星が大地へ降るように、その者たちは人々の住まう地に散ると、火を起こし食の手助けをした。民はこうして火を手に入れ、温かいものを作り、米や汁を食し、獣の肉を焼くようになった。

考察

  • 「グゥオパァー」は香菱の大好物の名前。「锅巴(Guōbā)」はお焦げを意味する。

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