オープンワールドRPG「原神」の設定をまとめるサイト

フォンテーヌの先代水神。500年前の災厄で死去した。

物語

原始の時代、龍を打倒した僭主は水龍に代わる原始胎海の管理者としてエゲリアを創った。彼女は外来者によって作られたが、その性質と素材はこの世界に由来するものだった。純水精霊は彼女の眷属であった。
純水精霊たちは人間に憧れ、その美しさとロマンに魅了されていた。彼女たちは陸上に登り、人間になることを望んだ。エゲリアは眷属たちの願いに応えようとしたが、彼女は人を創造する権能を持ち合わせていなかった。そこで彼女は原始胎海の力を用いて純水精霊たちを人の形に作り変え、血管によって原始胎海の水を彼女たちの体内に取り込み、擬似的な人類を作った。これがフォンテーヌ人の起源である。
しかし、エゲリアの「原始胎海の力を盗んで人を創造する」という行為は天理からの許可を得たものではなく、彼女たちは罪を背負うことになった。この頃、エゲリアは高天によって幽閉された。
エゲリアが幽閉されていた時代、神王レムスがフォンテーヌを訪れてレムリア文明を築いた。レムスは来るべき破滅の運命に対抗するため、蛮族を従えて純水を貢納させた。一方、エゲリアに忠誠を誓う者たちは純水騎士となり、レムリア軍と戦いながら純水精霊と泉を守った。レムリアが大洪水によって滅亡すると、高天はエゲリアを幽閉から解放して新たな統治者に任命した。こうしてエゲリアは俗世の七執政の一柱、フォンテーヌの水神となった。
エゲリアの理想は、衆生を愛で繋いで平等を実現することだった。彼女は純水精霊たちをスパイとして送り出し、大陸中の水脈を繋ごうとした。
当時、罪を犯したフォンテーヌ人は荒野に追放されるのが慣例だった。悔い改めた罪人たちの祈りを聞いたエゲリアは憐れみを覚え、原始胎海の封印を守る任務を託した。罪人たちはエゲリアの力を借りて海底に集い、メロピデ要塞を建設した。
500年前に災厄が勃発すると、七神はカーンルイアへ向かうべく召集された。エゲリアは眷属のフォカロルスを後継者に選び、フォンテーヌの予言について伝えた。その後、エゲリアはスメールのアビスの噴出口にて死亡し、その遺体は甘露活水となった。神鳥シームルグは自らを霊光百種に変えて甘露活水と融合し、花霊を生み出した。草神マハールッカデヴァータは甘露活水に万種母樹を芽生えさせ、エゲリアの残留意識はこの樹に宿った。
エゲリアの死後、多くの純水精霊がスメールを訪れ、万種母樹へと巡礼を行った。

能力・偉業

純水精霊の誕生
純水精霊はエゲリアが最初に流した涙から誕生したと言われている。
フォンテーヌ人の創造
エゲリアは原始胎海の力を用いて純水精霊を擬似人類に作り変えた。
メロピデ要塞の建設
エゲリアはメロピデ要塞の建設に長期的に力を貸した。

テキスト

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

管理人/副管理人のみ編集できます