魔神任務第三章第二幕
ドニアザード:えっと…クラクサナリデビ様によると、万物は互いに関係し合っていて、すべてのものが「運命」を指し示すことができるそうよ。これ[キミヤの錬金占い]もある種の古代の知恵なのかもしれないわね。
魔神任務第三章第五幕
ナヒーダ:私から見て、この世において感じられる一切のもの、認識できる一切のもの、人々の身に起こった一切のもの、そのすべてが知識よ。
ナヒーダ:それが知識である限り、必ずや知ることができる。
ナヒーダ:だけど唯一、人々の身にまだ起こっていない運命だけは、終始私の好奇心を掻き立てるの。
ナヒーダ:つまり私からしたら、「運命」こそが究極の知識なのよ。
マハールッカデヴァータ:あなたと私の本質は同じだけど、運命は必ず異なるわ。万物には自らの運命があるの。
マハールッカデヴァータ:枝が成長して新たな大樹になっても、本来の樹とまったく同じ姿になることはない。
ナヒーダ:だから運命こそが究極の知識、そうよね?
マハールッカデヴァータ:実に悪くない考え方よ、私も同意するわ。
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ナヒーダ:私はあなたを待ち構えている運命にとても興味があるわ。観測されることができず、この世界に記録されることもない旅…
ナヒーダ:前に運命は究極の知識だと言ったけど、あなたの未来は「究極の運命」ね。
魔神任務第三章第六幕
???[運命の使徒]:止まれ、人間よ。汝等はこの地で「運命」の探求を許可されておらぬ…
旅人:(アビスの使徒?違う。アビス教団でこんなやつ見たことない…)
???:ほう、汝等はそれでも「謁見」を執拗に望むか。
???:…いいだろう、ならば汝等に「運命の試練」を授けよう。
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頭の中で響く声:…生命よ、なぜひれ伏す?恐怖と未知からか?それとも、力を欲するからか?
旅人:(この声はいったい…直接、頭の中から聞こえてくるような…エデには聞こえてない?)
頭の中で響く声:…生命よ、なぜひれ伏す?私は神ではない。私はただの──「罪人」だというのに。
旅人:(「罪人」…)
頭の中で響く声:罪業から生まれた、まだ無垢なる花よ。この私には君の運命が目に見えている。
頭の中で響く声:その悔恨を一切抑える必要はない、あらゆる虚偽を容認する必要もない。
頭の中で響く声:「超越」せし存在となろう。「授かりし運命」の一切を超えてみせよう。
頭の中で響く声:私は時の終点で涙を零し…君の全てを振り返るのだ。
旅人:(…誰?今の言葉はどういう意味?)
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コロタール:罪人…罪人だ…罪人のみが罪人を救済できる。
コロタール:カリベルトの運命はこうなるはずではなかった。だが今は実に良い。あの子は自分の運命を織り直す機会を手に入れたのだからな。
コロタール:その極限の悲しみから生まれて、あの子は…
コロタール:…「運命の織機」になるのだ。
魔神任務第四章第五幕
モナ:確かに私は占星術師ではありますが、あの予言はフォンテーヌ、ひいてはテイワット全体の運命に関わることです。それを確認することは、世界全体を占うことを意味します。
モナ:そのようなレベルとなると、誰にでもできるようなことではありません。もし私にそれができるのなら、占星術師ではなく予言者と呼ばれるべきでしょう。
モナ:ただ逆に考えると、あの予言には比類ない力があります。きっと強大な予言者によるものなのでしょう。その内容は世界の運命に関わるものであり、根拠がないからと蔑ろにするのは絶対に間違っています。
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旅人:質問させてほしい。/フォンテーヌの予言は当たるの?
魔女N:予言は…当たるわ、必ず起こる。あれは「未来の歴史」と思ってもいいことよ。
パイモン:そんな…だ、だったら、まだ止められる可能性は残ってるのか?
魔女N:すでに失敗した例を見たことがあるはずよ。テイワットのすべてが、そう簡単に変えられると思う?
旅人:また運命が絡んでくるの…/何の例外もなかったの?
魔女N:へえ、気が付いたのね。
魔女N:一般的に、「予言」は神の視点から見た未来だと言われている。でも、神の視線の死角で…何かが起こっている可能性について、考えたことはある?
魔女N:あなたがこれから見る様々な出来事は、果たして神が目にする運命と違いがあるのかしら?
旅人:……
パイモン:こ、こいつ、なに言ってるんだ…なんかすごそうで、スケールのでっかい、恐ろしい話をしてるみたいに聞こえるぞ…
旅人:(カップのお茶は、底に達したみたい…)
魔女N:あなたなら、きっと分かるでしょう?無視していいものと、手を差し伸べないといけないものを。
魔女N:テイワットの未来がどうであれ、最終的にあなたを導くのは「運命」だけ。やるべきことをやればいいの。
魔女N:さてと、いいお茶だったわ、ありがとう。今日のお茶会はここまでにしましょう。
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モナ:私はいつも、「運命」を目撃する側の人間に数えられます。私の目に映る範囲では、「運命」が決して揺らぐことはありません。
モナ:しかし、それでも私は「奇跡」を期待し、しんじています。占星術は不変で合理的なものですが、運命はそうではありません。残酷で…時に、美しいものでもあるんです。
魔神任務間章第三幕
???[ニコ]:でも残念ながら、テイワットの運命はそう容易く揺らぐものじゃないわ。神ならばまだ少し可能性があるけど、そうでないなら…難しいわね。
???:小さな動物が木にぶつかれば、木は揺れる。でも、傾きと位置が変わることは別の物なの、運命もそれと同じね。
???:まさに瓶が床に落ちるように、猫が割ったものでも、鳥が割ったものでも、割れたという結果に変わりはない。そうでしょう?
パイモン:お、おまえ、誰なんだよ!どうしてそんなこと知ってるんだ…
???:歴史は簡単には変わらないけれど、人々の心は変わる。自分の目を信じて。目に見えるものこそが真実であり、見えないものはすべて虚幻よ。
伝説任務・映天の章第一幕
モナ:占星術師にとって、これしきのことお茶の子さいさいです。
モナ:占星術の前で嘘は無意味。「運命」と「真実」とは、星空を見れば一目瞭然なんですから。
モナ:詳しく知ろうとすればそれなりに時間はかかりますが、大雑把なことであれば一目で見抜けます。
パイモン:でも、今まで結構失敗してなかったか…
モナ:それは、テイワットの星空では「此世」の運命と真実しか映らないからです。
モナ:あなたたちに関することは全て曖昧で、この私でも正確に見抜くことができません。
伝説任務・琉金の章第二幕
ナヒーダ:あなたたちも、こういう話は聞いたことあるでしょう──テイワットの空に浮かぶ星は、人の運命とつながっていると。
パイモン:確かに、そのことなら結構聞いたぞ。
ナヒーダ:星が運命を示している──だとしたら考えてみて、運命がそっくりそのまま、予測された結果に従うはずあると思う?
パイモン:うぅ、確かに…
旅人:もしその問題を突破できたら…
ナヒーダ:今の明論派の研究によると、流星雨は多くの人間の運命が複雑に絡み合って起こる天文現象なの。
ナヒーダ:現れるタイミングはかなりランダムで…予測しようとする試みはいくつかあるものの、どれも信頼性に欠けているわ。
ヌヴィレットのキャラクターストーリー5
彼ほど偉大であっても、照らしてくれる星屑はもう存在しない。結局「運命」とは、この世界の現在の主が生命を弄んだに過ぎなかったのだ。
今の彼はこの世の七分の一の権力を取り戻し、「完全なる龍」の王座と肩書きを再び作り上げた。「人の世界」を外れて対等に歩むことから離れた彼は、世の理から言って「運命」という名の体系に加わる必要などもうない。
彼には、運命という星空のもとに多くの星が互いに紡がれ、目の前に複雑で脆い世界を形成しているのが見えた。彼はもともと、この「神聖なルール」で取り繕った操り人形の糸が、いずれ裁きの烈火によって焼き尽くされるであろうことを気にも留めていなかったが、様々な甘言で説得されもした。
(中略)
彼は最終的に「運命」の中に加わった。天が彼に残した特殊で高貴な地位──それは執政者と世界に匹敵する者だけが持てる、自らの影である。
アシュクの会話
アシュク:ふむ、「命ノ星座」に関する課題のことを言ってるのか?
アシュク:残念ながら、俺は神の目を持っていないため、その類の研究には参加できない。
アシュク:個人的な見解だが、運命は星空によって「決まる」のではなく、星空によって「現われる」ものだと思う。
アシュク:「決まる」概念があるなら、「変わる」概念もあるはずだろう?
片手剣・サイフォスの月明かり
「風向きがどうであれ、命の盃にはさざ波ひとつ立たなかった。」
「死した三人の女神は勇士の運命を定めた、たとえその幽玄を悟れなかったとしても。」
片手剣・シナバースピンドル
愉悦を浮かべ烈火より塵を分離し、粗悪なるものから精巧を生み出す。
宇宙が一つのものから派生したように、一つの思索は万物へとなり得る。
あなたの兄である一本角の白馬が成し遂げられなかったことを追求し、
哲学の果てに辿り着いて、あなたの兄と私のために、新たな運命を紡ぎ出さんことを…
光なき渦の眼
呑星の鯨との戦いで入手できる奇妙な「物質」。見た目から想像するよりも、その重さは遥かにずっしりとしている。
黒鉄よりも黄金に、そよ風よりも大地に集まるように、すべては重みのあるものの周りに集まる。光が暗黒の渦から逃れることができないように、因果も重たい運命の周りに集まるのだ。おそらく、これは不可逆的な法則なのだろう。
しかし、この重い「物質」を手にするとき、常にある種の非現実感が漂う。これが呑星の鯨が呑み込んだ獲物の残した影であるのと同時に、あなたが戦っている相手も、奥深い宇宙からの反響にすぎないのかもしれない。
武煉の魂・孤影
無数の戦いを経験した気迫と戦意が、全力の交戦中に解き放たれ物質化したもの。
もし運命が実在しているなら、彼の運命は捻じ曲げられてしまったのだろう。そうでなければ、いつも闘争の中心にいるはずがないのだ。
ノート
…自我を切り離すことは死を意味せず、死より前に死ぬことを意味する。故に限りある命を持たぬことによって、永遠を手にするのだ。これは非常に重要な方法であり、迂闊に神の目を獲得してしまうことを事前に防ぐことが可能だ。神の目を手にすることは即ち、己のことを世界の「運命」──いわゆる「ヘイマルメネー」に売り渡すことを意味し、正しい道を歩むことができなくなる行為である…
冒険者ロアルドの日誌・第9巻
雪山の麓に住む人々にとって、変異を遂げたこの山は、まるで神の視界の外に置かれた、とてつもない運命に支配された場所。モンドの古いおとぎ話では、この雪山は時間の風に放棄された懲罰の場所であり、すべてが凍てついた風によって凍りついたという。
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