オープンワールドRPG「原神」の設定をまとめるサイト

スメールの砂漠に棲む太古の草龍。この世界で最も適応力が高い生物。

物語

時間の概念が生まれるよりも昔、龍が世界を支配していた。スメールは草龍アペプの領地で、当時は青々とした雨林が生い茂っていた。ある時、世界の外から「外来者」が現れ、新たな秩序を定義した。「龍王」ニーベルンゲンは禁忌の知識を携えて世界の外から帰還し、外来者との戦いに挑んだ。この戦いはあまりにも熾烈で、危うく世界全体を崩壊させるところだった。アペプは「龍王」の死後も打開策を探し続け、粉々になろうとする世界の境界線でより多くの禁忌の知識を得ようとしたが、天の釘に阻止された。天の釘は同時にスメールを砂漠へと変え、アペプも環境に適応するためにエメラルドグリーンから砂色に姿を変えた。
その後、アペプは砂漠に潜むようになったが、外来者の秩序を認めようとせず、魔神を敵視していた。
砂漠の魔神アモン(キングデシェレト)はナブ・マリカッタの助けのもとで禁忌の知識の力を手に入れ、アペプの領土で強く栄えた国を作ろうとしていた。アペプは彼の行動を黙認する代わりに、彼の死後に全ての知識を独占することを要求した。キングデシェレト文明が滅んだ時、アペプは約束通り彼を飲み込んでその元素力を吸収したが、同時に禁忌の知識を手に入れてしまった。アペプが彼を喰らうことは、キングデシェレトの計画にとっての最後の保険だった。こうしてアペプは「世界の滅亡」に蝕まれ、草龍の体内で暮らしていた元素生命たちも逃げ出した。
知恵の神ブエルがマハールッカデヴァータの記憶を世界樹から取り除いた時、アペプはついに禁忌の知識から解放された。しかし、禁忌の知識は既に適応力の高いアペプの体の一部になっており、禁忌の知識の消失はアペプの体に大きな空洞をもたらした。もしこのまま放置していたら、その元素力は生命の形態を維持できなくなり、外に放出されてしまっていただろう。その後、旅人と知恵の神ブエルはマハールッカデヴァータの「火種」を用いてアペプを救うことに成功した。

テキスト

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

管理人/副管理人のみ編集できます