アルベドとティナリ・第一幕終了後
ティナリ:セシリアの花は辺鄙な高所にしか育たないから、気に留めないと普段は中々見られないって聞いた。
ティナリ:標本にすれば長く保管できるけど…この生き生きとした美しさを持ち帰れないのは、少し残念だな。
アルベド:じゃあ、土壌への適応力がより高いセシリアの花を研究するよう、ボクからスクロースに頼んでみようか?
アルベド:名前は「風に4倍頼らないセシリアの花」、或いは「伍式・セシリアの花・改陸〇壱号型スメール成長特製バージョン」になるかもしれないね。
ティナリ:…それってジョーク?
アルベド:残念だけど、本気だよ。
ティナリ:それはなかなか楽しみだね…二択の結果が。
アルベド:この間の話に戻ろう。もしドドリアンの成分を解毒薬に入れたいなら、ボクの意見は…
アンバーとエウルアとコレイ・第一幕終了後
コレイ:見たか?今、翼のデッカい鳥が飛んでいった!
コレイ:ティナリ師匠がいたら、絶対一目でそいつの学名とか、分類とか、それと習性だって言えるのに…
コレイ:私は…スメールにいない種だとしか言えない…
エウルア:ふーん?じゃあ、スメールにはどんな鳥がいるの?
コレイ:瞑彩鳥って鳥だ!色がすっごくきれいなんだ!胸の前にある羽毛は熟れた夕暮れの実みたいで、翼の緑はミントの若葉みたいでさ。
コレイ:そいつら、人を怖がらないんだ。あたしがよく行く木のうろ…大きな木の隣にな!いつも瞑彩鳥が一羽いて、じっとあたしを見つめてくるんだ。まるであたしの言うことを理解できるみたいに。
コレイ:前に風切羽を一枚拾ったことがあって、触ってみたこともあるんだ…
エウルア:結構細かく観察できてるじゃない、日常への愛もあるし。ため息をつく力をこういう場所に使ったら?
アンバー:もう!エウルアって時々ちょっとひねくれた言い方をするの…コレイは前半だけを聞いてればいいからね!
コレイ:ううん。エウルアの言ってること、わかるよ。確かにその通りだ。
コレイ:なあ、魚食べたくないか?あっちにたくさんいたみたいだからさ。
アンバー:じゃあ、魚を捕まえる競争をしようよ?私、負けないよ!
エウルア:もう、景色を見るって話だったのに、何でまた競争の話になるのよ…ちょっと、待ちなさいよ!
セノとミカ・第一幕終了後
セノ:ここが風龍廃墟…
セノ:…風魔龍は、どっちの空から現れるんだろうな。
ミカ:あれ?あの…
セノ:誰だ?
ミカ:うわぁ!すみません、ごめんなさい。邪魔しようと思ったわけじゃないんです!
セノ:…すまない、俺の癖なんだ。お前はモンドの人間だな?俺はセノ、モンドへ観光に来た。俺の方が邪魔したというべきだな。
ミカ:その…何かお探しでしょうか?
セノ:風魔龍を待っている。
ミカ:ここに写真機まで置いて、ですか…
セノ:ああ。風魔龍の英姿を撮影して、絵の参考に持って行ってやろうと思って。
ミカ:そうでしたか…僕も一緒に探しますよ。風魔龍の出現には規則性があると聞いています。
セノ:その出現頻度はどれくらいだ?
ミカ:あっ、資料を見てからお教えするべきでしたね!ちょっと待ってください、ノートを確認しますね…
セノ:……
ミカ:……
ミカ:セノさん、ずっとそうやって上を向いているつもりなんですか?
セノ:問題ない。俺の首は丈夫だからな、しっかり支えられる・
ミカ:いやいや、そんな…やっぱり座りましょうよ…ブランケットを持ってるので、お貸しできますよ!
セノ:必要ない。
ミカ:じゃあ…えっと…
ミカ:…あれ、なんで僕まで上を向いてるんだろう…
セノとリサ・第二幕終了後
リサ:セノくん、久しぶりね。風花祭の時期にモンドであなたと会えるなんて、とんでもないサプライズだわ。
セノ:俺がモンドに来たことは、リサ先輩もとっくに知っていただろう?
リサ:あら、やっぱりあなたには隠し通せないわね。でもいずれまた会えると分かっていたから、自分から会いに行こうとはしなかったのよ。
セノ:ああ。先生も言っていたが、俺たちのように同じ意志に従う者は、必ずまたどこかで再会する。
リサ:ジュライセン先生の話はいつも詩趣に富んでいるわね。わたくしは先生のそういったところを多く受け継いだけれど、セノくんは…
リサ:うん、やっぱり先生の型破りなところにそっくりね。
セノ:リサ先輩、俺も今や大マハマトラだ、その言い方は些か不適切と言える。それに、俺のジョークは先生よりもはるかに出来がいい。
リサ:あら、そうかしら?あなたはモンドじゃただの冒険者セノだって聞いたけれど?
セノ:…確かにその通りだ。
リサ:この時期のモンドは、悪くないでしょ?
セノ:ああ、とてもいい場所だ。今回の旅を通して、先輩が学院を去ってここに戻った理由が少しは理解できたよ。
リサ:ええ、あなたの先輩はいつだって聡明なのよ。
セノ:先生も、先輩のように融通が利いたらよかったんだがな。きっと人生の半分を、もっと楽に過ごせていただろうに。頑固とは百害あって一利なしだ。
リサ:まさか、退任した先生の悪口を言えるほどになるなんてね。どうやら先生も、色々と変わったのかしら。
リサ:ただまあ、頑固に関しては…大半の学者がそうだから仕方ないわ。そういった雰囲気があなたに影響を与えないことを、わたくしも願っていたの。だから、あなたにはモンドを見てもらって、「自由」を体験してほしかったのよ。
リサ:コレイちゃんのことは聞いたわ。幼少期の影響がまだ完全には消えていないようね。でも今回彼女に会ってみたら、前よりも断然よくなっていたわ。
リサ:あなたも、彼女の先生って言えなくもないんでしょ?あなたたちって結構似ているところがあるわよね。何しろヘルマヌビスの力は、あなたにも苦痛を与えていたんだから。
セノ:もうすべて過去のことだ。ましてや先生も、上が望んでいたように砂漠の民である俺を祭司の力の実験品として扱うことをしなかった。
セノ:それに、俺が今の暮らしを手に入れられたのは先生のおかげだ。俺を引き取り、知識を授け、スメールの生活に溶け込むすべを教えてくれた…感謝しかない。
リサ:あなたにはとても才能があるわ。でも才能は、時に呪いにもなるの。けれど、先生がそれほど頑固でなくなったのは、学生であり、養子でもあるあなたがいたからというのも事実ね。
リサ:先輩として、二人のことをとても嬉しく思うわ。…はぁ、こうしてふとした瞬間に真面目な話が続く感じ、本当に懐かしいわね。
セノ:厳密にはリサ先輩も我々の一員であり、いわば一家の長女のような存在だ。姉が父親の話し方を受け継ぐのは至って当然のことだろう。
リサ:なら、わたくしのことは先輩じゃなくて、リサお姉ちゃんって呼ぶべきね。
セノ:…うぅ…それは遠慮しておこう。
リサ:うふふ、小さい頃みたいにモジモジし始めちゃって、どうしたの?
アンバーとエウルアとコレイとスクロース・第三幕終了後
アンバー:コレイ!スクロース!手作りのお弁当を持ってきたよ、あとで一緒に食べよう!
コレイ:本当か?やったー!
スクロース:わ、私、アンバーさんの料理のことで、一つだけ意見を言いたいの!あのね、アンバーさんって時々、料理に調味料を入れすぎることがあるでしょ…
アンバー:あははは…最近、しょっぱいものをたくさん食べてるせいかな…
コレイ:ストレスと関係してるのかもな?カードゲームでもするか?ストレスを発散できるぞ。
エウルア:いいんじゃない?たしか、スクロースとコレイはカードゲームが上手だったわよね?
スクロース:あっ、そうそう!私たちカード仲間なんだ。前もカードについて話したことがあって…
エウルア:カードゲームのベテラン方、機会があったら私にも教えてちょうだい。
アンバー:うん、コレイはカードゲームの才能があるし、わたしたちの中じゃ一番強いかもね!
コレイ:えっ!?あたし?
エウルア:ええ。酒場じゃみんなそう言っているわ。「スメールの女の子が凄いやり手だから、いつか勝負してみたい」ってね。
コレイ:えっ!??
スクロース:よかったね、コレイ、カードゲームで有名になったみたい!
コレイ:あ、あたしが…でへへ…
ウェンティ・第三幕終了後
ウェンティ:どうかな?今年の風花祭も悪くないでしょ?
ウェンティ:君はすごく忙しいのに、春になったらモンドに戻ってボクたちと一緒に自由の風を楽しんでくれる、本当に嬉しいよ。
ウェンティ:時間があるなら、ボクが今年新しく作った愛の詩を聞いてみない?
ウェンティ:コホンッ!じゃあ、詠むね。
ウェンティ:「世にこれほどの色彩があっただろうか。誰一人として、染まらぬ者はいない」
ウェンティ:「白色よりも天雲に似て、金色よりも太陽に似る。それは君の瞳に落ちて、孤独な心に光が再び降り注ぐのだ」
ウェンティ:うーん…ちょっと真面目すぎたかな?そうだ、スイートフラワーをお題にもう一つ作ろっかな…
アルベド・第三幕終了後
アルベド:セノがキミに贈ったカードの裏面、悪くないだろう?ボクもかなり念入りに考えたんだ。
アルベド:彼の要求はとても面白いものだったよ──ドラゴンの姿がある、かっこいい、相手が見とれるものなら尚よし。
アルベド:自分用にデザインしたカード裏なのに、相手に見とれさせたいなんてね。これはつまり、七聖召喚をプレイする場では、勝負よりも友情を大切にしていることを意味しているのかもしれない。
アルベド:それから彼は、このようなものは友達と共用してこそ意味があると言っていた。どうやら彼にとって、キミはとても仲のいい友達らしい。
アルベド:ついでに言うと、セノはこれをボクにも贈ってくれたんだ。お返しと言ったら変だけど…うん、このゲームを試しにやってみるのもいいかもしれないね。
クレーとモナ・第三幕終了後
クレー:モナお姉ちゃん!クレーね、葉っぱが四つあるお花を見つけたんだ。すっごくキレイなんだよ、モナお姉ちゃんは好き?
モナ:おや?私にくれるのですか?ありがとうございます、クレーちゃん。
クレー:もっとクレーのこと褒めて!
モナ:ええ、もちろんいいですよ。コホンッ、今の私はそれが凄く得意ですから!
モナ:偉大なる火花騎士クレー、あなたはモンドの希望の炎であり、人々の担い手…
クレー:えっと?「にないて」…?
モナ:おや、クレーちゃんはこのような褒め方が好きじゃなかったようですね。それでは…
モナ:クレーちゃんはとても可愛いですね!帽子もリュックも、とってもキュートです。ママに買ってもらったんですか?
クレー:うん!ママが言ってたよ、ドドコと一緒に選んだんだって!ドドコはこのリュックがとっても好きなんだ。だから、ドドコもこのリュックにつけてるの!
クレー:あと、これを買ったとき、もう一人一緒に選んでくれた人がいたんだって。たしかその人は…えっと…
クレー:みんなに、「おばば」って呼ばれてるみたいだよ?
モナ:どうしておばばが出てくるですか──![原文ママ]いえ、待ってください。そう言われると、確かにおばばは帽子を買うのが好きでしたし、それがあの人の特徴でもありましたね…
セノ・第三幕終了後
セノ:新しいカードの裏面だが、実に悪くない。俺のデッキと合わせれば、完璧と言えよう。
セノ:お前もこれを受け取っただろう?それを使って、一戦やらないか?
(旅人:「七聖召喚」で勝負!)
(旅人:もう少しこのカード裏とデッキに慣れたい…)
セノ:問題ない、準備ができたらまた声をかけてくれ。
ティナリとミカ・第三幕終了後
ミカ:測量のアドバイス、ありがとうございます。まさかスメールのレンジャー長がこの分野にも長けていたなんて…本当に凄いです!
ティナリ:レンジャー長と測量士はよく外を回るからね。必要とする技術が被っているのも当然だよ。
ティナリ:役に立ててよかった。
ミカ:機会があったら僕もスメールに行ってみたいです。あそこは地形がとても複雑だと聞きました。直接この目で見てみたいものです。
ティナリ:うん、確かに少し複雑だね…初めてスメールに来た人は道に迷いやすいかも。それどころか、雨林の中でキノコや果物の種類を気にせずに食べることさえある。
ミカ:僕たちのところにも、よく慕風のマッシュルームを採る人がいますよ。
ティナリ:そうだ、君たちは慕風のマッシュルームをレシピに加えて、アレンジしてみようとしたことはあるかい?単品で食べると確かに食感が良くないけど、他の食材と一緒に調理すれば少し良くなるかもしれない。
ミカ:僕は試したことないですが…そう言われると、なんだかやってみたくなってきました…
ティナリ:うん、僕も試してみたいな。あとで慕風のマッシュルームを採りに行こうか。
鶯とティマイオス・第三幕終了後
ティマイオス:鶯さん、これは夢じゃないんだよね?本当に、モンドに会いに来てくれるなんて…
ティマイオス:どうして来てくれたの?思いもしなかったよ…
鶯:どないしたん?うちが来たらあかんの?璃月からモンドまでって、そない疲れるようなことちゃうやろ。
鶯:それから、もうそろそろ直接「鶯」って呼んでくれてもええんちゃう?
ティマイオス:鶯…
鶯:うん。
ティマイオス:…鶯…えっと…慣れるまでもうちょっと時間がいるかも…
鶯:そない緊張して、まだ何もしてへんのに。うふふ。
ティマイオス:い、いや、ぼ、僕は…!
ティマイオス:…僕は、嬉しいんだ。風花祭に、僕に会いに来てくれてありがとう。
キャンディスとセタレ
キャンディス:セタレさん、お菓子でも食べて少し休憩しましょう。
キャンディス:セタレさん?
セタレ:あっ、ありがとう!ごめん、集中してて、君の声が耳に入ってなかった…
キャンディス:大丈夫ですよ。興味の持てる仕事をできるのはいいことです。
セタレ:本当にごめんなさい。こんな風に付き合ってもらってしまって…
キャンディス:ラフマンさんは最近旅団の方で用事があるみたいですし、私が代わりにボディガードをするのもいいでしょう?
キャンディス:それに、私もボディガードをするのは初めてです。ええ、ディシアが普段どんなことをしているかの、職業体験ということにしましょう。
セタレ:自分で仕事をこなせるくらいの力はあるから、セノさんには自分の仕事に専念してもらっていいって伝えたんだけど…
セタレ:私のように砂漠での教育に身を投じる者は珍しいから、付き添いの者がいないとこの一帯では行動させられないって…慎重すぎるわ。
キャンディス:大マハマトラの頼れるところはこういうところですよ。私も彼の考えに同意するから、こうしてあなたを守っているんです。
キャンディス:アアル村に留まっている間、私たちにとってあなたは仲間なんですから、どうか負い目など感じずに、ここにいる時間を楽しんでください。
ディシア
ディシア:よっ!旅人、ここで会えて嬉しいぜ。
旅人:こんな時間にどうしてディシアがここに?
ディシア:ハハハ、セノが遠出するってんでさ、あたしに部下と一緒に仕事をしてくれって頼んできたんだ。まあ、代役ってとこかな。
ディシア:今はもう教令院の雰囲気もだいぶよくなったし、たまにならここに来るのも悪くないかもな。
ディシア:あんたも結構やることがあるんだろ?頑張れよ。
ラフマン
ラフマン:また会ったな。最近はどうだ?もう落ち着いたんじゃないのか?
(旅人:少しね、そっちは?)
ラフマン:俺は最近ますますビジーなんだ。セノから与えられた仕事以外にも、お嬢さんのボディガードをやらなきゃならん。
ラフマン:お前も知ってるだろ?セタレお嬢さんさ。最近ゴーサインを貰って、教令院から離れたあのガール。
ラフマン:お嬢さんは自分が学んだものを砂漠に活かすって言ってたぜ。クラクサナリデビとセノはかなりこの計画を後押ししてて、結構力になったはずだ。
ラフマン:これはまたとないビッグチャンスさ。今、再びオレたちキングデシェレトの民へ舞い降りた…ぜったいにゲットしないと。
(旅人:前と変わらず、かな。)
ラフマン:そうか。外にいる時は気を付けろよ。
ラフマン:ヘルプが欲しけりゃ、ここに来てオレを探すといい。最近はこの辺りにいるからな。
エレン
狐を捕まえるのって難しいな…先輩たちはどうやってるんだ…
(旅人:狐について…)
あぁ、僕たち清泉町の狩人の習わしなんだ。
毎回風花祭になると、僕みたいな若い狩人が奔狼領とかで狐を捕まえてくる。
捕まえてきた狐に花冠をかけて放ち、その一年で恋が実ることを祈る…
もちろん、これに参加するのは若い狩人だけだ。ドゥラフさんのように結婚してる人は参加できない。
(旅人:じゃあ狐は捕まえた?)
はぁ、捕まえるのがとても難しいんだ…
前回の風花祭でも捕まえるどころか、最後は傷だらけになった…
…その時次回こそは雪辱を果たすって誓ったのに…
…結局、僕は狐を一匹も捕まえられなくて、リスを二匹捕まえただけ。
というか、スクロースさんの錬金術でリスを狐に換えることってできるかな?
きっとできるよね。あはは…
(旅人:狐を捕まえた人は恋が実ったの?)
ずっと参加してれば、恋愛運もずっと上がるから…
…そうすればいつか必ず、相手が見つかると思う。
…コホン、ドゥラフさんはそう僕たちに言ったんだ。
クインとベアトリーチェ
ベアトリーチェ:もう、本当のことなの。誓いの岬には本当にハート型の夕暮れの実が…
クイン:ベア、きっと見間違いだ。夕暮れの実がそんな形になるわけがない、自然の法則に反してる。
クイン:それに、もし本当にそんな夕暮れの実があっても、俺が売ってるのと味が違うかもしれない。
ベアトリーチェ:誓いの岬に行ってみようよ、どうせそんなに時間はかからないし…
クイン:いや、俺には俺の信念がある。外見で人の目を引く行為は絶対にやらない。
ベアトリーチェ:…もう、どうして私の言ってる意味が分からないのよ…
クイン:うん?何か言ったか?
ベアトリーチェ:コホッ、なんでもない…とにかく、もう少し考えてみて!
クイン(夜間)
たとえ幼馴染でも、俺の決意は揺るがない…ゲフッ…
(旅人:あいつ?)
ん?ベアのこと?
なに考えてるか分からない。
風花祭になったと思ったら、いきなり誓いの岬やらハート型の夕暮れの実やら言ってきて…
そんな夕暮れの実があるわけないだろ…
そうだろ?ゲフッ……
グローリー
おや?その声は…旅人ですか?
今ちょうど風花祭ですので、時間があれば色々と回ってみてください。いつもとは違ったモンド城が見られると思います。
しかし、できれば一番大切な人と過ごした方が、より良い雰囲気になるでしょう…
風花祭は温かなお祭りですから、できることなら…恋人のグッドウィンと一緒に過ごしたいです…
彼は今どうなったでしょうか…グッドウィンに千風のご加護があらんことを…
好奇心旺盛なパチ
旧モンドの風の花は何なんだろう?
今のモンド人って、風の花についてそれぞれ違う意見を持っているけど…それを検証しようという気持ちが足りないのよね。
お祭りの雰囲気がのんびりし過ぎているせいかしら。通りすがりの冒険者のカップルも、冒険そのものに集中していないし…
ふん、私は彼らとは違うわ。真の学者たる者、脇目も振らずに謎の探求に集中すべきだもの!
そういえば、ドゥーランさんがいつも誓いの岬の調査を勧めてくるけど、あそこは遺跡も何もないし、変ね…
サイード
うぅ…気のせいかな。モンドで大マハマトラを見かけたような…
…いや、たぶん見間違いだろう。公務で忙しい大マハマトラが、モンドに来るヒマなんてないだろうし!
きっと最近、本を読みすぎたせいだ。昔、教令院で研究してた頃の緊張感が蘇ってしまったよ…
サイリュス
おお、旅人!見ての通り、また年に一度の風花祭がやってきた!
祭りが開催されるたびに、多くの若者がチームを組んで冒険に出る。
まあ、なんと言うか…俺は大先輩だからな、あの若者たちが何を考えてるかなんて、一目で分かる。
俺にとって、風花祭の冒険は烈風の高塔の時代の歴史と、受け継がれる英雄たちの反骨精神を記念すべきものだ。
だが…まあ、若者たちに俺の考えを強いることもできないだろう、ハハハッ!
祭りの雰囲気のおかげで、より多くの若者に冒険の魅力を感じてもらえるのなら、それもまたいいことだ!
シュッツ
その格好、冒険者ですよね?風花祭のために新しい装備などはいかがですか?
(旅人:風花祭と冒険者について…)
たくさんのカップルたちが誓いの岬に行ってデートをする中、風龍廃墟の近くに行く冒険者のカップルもいます。
そこには魔物がいますので、ここで新しい装備を買いに来る冒険者が結構いるんです…
…魔物を倒せなかったら、恋人にいいところを見せられませんので。それに、危険にも陥ってしまいますし…
だから毎回風花祭になると、鍛冶屋の商売もよくなるんです。全部祭りのおかげですね。
ジョセ
よお、このジョセの最新作を聴いていかないか?
安心しな、絶対に失望はさせない。
風花祭と聞くと、他の詩人はきっと愛情に関する古くさい詩を作るだろう。
このジョセはあえてその逆を行く!大英雄を歌う詩を作ってな!すべての人々に、風花祭は英雄を記念し、暴君に抗った日だということを知らしめてやるんだ!
まぁでも、ゴホンッ…まだ完成してない部分があるけどな。新作が完成したらきっと、みんなも聞きに来るはずだ!
ドゥーラン
今は風花祭、同時に蒲公英が風に吹かれて飛ぶ時期でもある。
運命の人と共に、風を舞う蒲公英の海に愛を打ち明けることを願っていた…
でもまさか、パチがあんなにも研究に没頭して、僕の意図をまるで理解してくれないとは…
こんなロマンな祭りなのに、本と一緒に過ごすのはつまらなすぎる。
あとどれくらい経てば、彼女にもこの奥深い感情が理解できるのか。
ドンナ
今回の風花祭は、誰がバルバトス様に風の花を献上するのでしょう?
羨ましいですね。もし…もし私が皆さんを代表して、お花を捧げられたらよかったのに…
(私だったら、どのお花を捧げよう?うーん…)
(考え方を変えて、もし…もしディルック様にもっとも相応しいお花を選ぶとしたら…)
(ああ、ダメダメ!またディルック様のことばかり考えちゃってる…)
ニムロド
やあ、なんか用でも?
急用でなければ、俺はこれで失礼させてもらうよ。
実はこっそり家を抜け出して来たんだ…妻へのプレゼントを買うためにな。
…もちろん、ついでに酒もちょっと…ほら、モンド人として酒を飲まないわけにはいかないだろ。祭りだってんなら尚更だ。
何を買うかは…酒を買う道すがら、ゆっくり考えるとしよう!
パットン
「エンジェルズシェア」、デートとおしゃべりには最適な場所だ!
星拾いの崖まで行かずとも、誓いの岬を登らずとも、酒場に入って注文すれば、仲間と気ままに飲んでおしゃべりできるよ!
リンゴ酒、さくらんぼ酒…そして美味しい蒲公英酒──思いつく限りの品が何でも「エンジェルズシェア」には揃ってる。
ここはディルックの旦那が経営しているから、飲み物はすべてアカツキワイナリー産なんだ。
どうだ、寄ってかないか?
ブロック
おや、また肉の香りに惹きつけられて来た人だね、ふふん。
近頃はお祭りでしょ。この小さな町にも行き来する人が増えてね。外国の人もいるんだよ。
ただ道を聞きに来たかと思ったら、慕風のマッシュルームで料理を作れないかと聞いてきた人もいてね。
慕風のマッシュルームね…ダメじゃないけど、せいぜい肉の引き立て役にしかならないわ。
フローラ
「花言葉」へようこそ!ふふっ、風花祭だし、大切な人にお花を買ってみてはいかが?
(旅人:風花祭について…)
風花祭はモンドの古いお祭りで、自由と愛に関する祝日なの。
風花祭の伝統といえば、大切な人に自分が思う「風の花」を贈ることかな。ふふ…
「風の花」がどんな花なのか、みんな違う意見を持ってるのよね。
これもモンド人の自由ってやつかな、ふふ。
ホフマン
こんにちは、もし困りごとがあれば、西風騎士団に何でも相談してくれ。
このロマン溢れる風花祭で、お前さんとその仲間が楽しい時間が過ごせるよう祈ってる。風神のご加護があらんことを。
マイワイス
風花祭…フン、もうこんな時期なの。
離婚してから夢も覚めたわ。風花祭と恋愛なんてなんの関係もないじゃない!
フン、商売を企んでる連中が、恋人の日に仕立て上げようとしてるだけでしょ…
…恋愛中の人には理性がないの。商人に振り回されてお金を払うのが目に見えてるわ。
こんな祭りになんの意味もないことくらい、私にはもう理解できてるわ。
…それに、風花祭がなかったら、あの男とも知り合わなくて済んだのに。フン…
マーヴィンとマーラ(夜間)
マーヴィン:マーラ、今は風花祭だけど、僕にとってはなんの意味もない…
マーラ:そんなこと言わないで、マーヴィン!
マーラ:あなたのお父様から許しを得ていないけれど、恋人が祝福する日なら、私たちの日でもあるわ…
マーヴィン:いや、僕が言いたかったのは、マーラと一緒にいられれば、毎日が風花祭と同じってことだ。
マーラ:あなたの言う通りよ。私たちの愛は、誓いの岬に生えている蒲公英のよう…
マーヴィン:いや、マーラ、僕たちの愛はそんなに脆くない…
マーラ:いいえ、私が言いたかったのは、蒲公英はどんなに強い風に吹かれても、命を絶やさない。
マーラ:蒲公英の種が行き着く先に新しい芽が生まれ…いつの日か、テイワット大陸中に広がるの。
マーヴィン:おお、愛しいマーラよ…
マーラ:ああ、私のマーヴィン、私の恋人よ…
マーガレット
せっかくの風花祭だし、「キャッツテール」で一杯どう?
もしかしたら、お姉さんから花がもらえるわよ。うふふっ…
(旅人:風花祭について…)
風花祭には大切な意味があるの…
でもほとんどの人は、ただ花を大切な人に贈って、気持ちを伝える日だと思ってるみたいね。
あら?もしかして君にも花を贈る相手が?誰だろう…もしかして私?
…うふふっ、そう緊張しないで。冗談よ。
マージョリー
「この世に存在しない花」…もしかして、本当の風の花のことかしら?
…あら、ごめんなさい。少し考えごとをしていて…
実は可愛い女の子が一冊の童話の本を買っていったのですが、そこに変わった謎の書かれたメモが挟んであったんです。
まあ、でも…他の誰かが忘れていったものでしょうね。特に気にすることはないと思います。
ロレンス
モンド城へようこそ、風花祭を逃しちゃダメだよ。
風花祭は、遥か昔の旧モンドで生まれたものなんだ。風の花の伝説と共に今日まで受け継がれてきた。
今では、多くのモンド人が風花祭を恋人たちのための祭日だと考えている。自分たちの愛を相手に伝えているようだ。
もちろん、伝統を重視するモンド人も少なからずいる。その人たちは、風花祭を旧モンドの解放を記念するものだと考えているんだ…愛を祝うより、この日は過去を偲ぶべきだとね、
けど、俺はどっちも間違いではないと思っている。自分の好きなように過ごせばいいのさ。
みんながそれぞれ楽しく祭りを過ごせるよう祈っているよ──君もね!風花祭をぜひ楽しんでくれ!
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