アーカーシャとアーカーシャ端末によってスメール国内の知識を管理するシステム。
草神ブエルが実権を握った後に停止された。
草神ブエルが実権を握った後に停止された。
500年前にマハールッカデヴァータが開発した装置。神の心を動力源とし、人々の夢を収穫することができる。元々は世界樹の汚染を排除する目的で作られたが、教令院はこれを学術研究のための道具と見なし、知識の宝庫として利用していた。
教令院が数百年の研究を経て開発した通信端末。スメール国内でアーカーシャ端末を起動すれば、アーカーシャと繋がって知識を申請することができる。葉っぱのような形をしており、左耳に装着して利用する。技術的な理由により、スメールシティやオルモス港などの人が多く集まっている場所でよりスムーズに動作する。手のひらに乗せて、「神の知恵の声を聴けますように」と心の中で念じれば起動する。起動した後は、一瞬で頭がその使い方を理解する。特教令院はスメール人と長期滞在の外国人にのみアーカーシャ端末を配布していたが、創神計画が始まると全ての旅人に無償配布するようになった。
ブエルは最初のアーカーシャ端末であり、彼女の意識は常にアーカーシャと繋がっている。
ブエルは最初のアーカーシャ端末であり、彼女の意識は常にアーカーシャと繋がっている。
スメールの国民及び滞在者はアーカーシャ端末を使用し、アーカーシャ本体に目的の知識を申請することができる。申請が許可されるとアーカーシャから情報が送られる。ただし使用者の身分、年齢、経歴などの違いによって、アーカーシャから得られる知識には制限がある。
アーカーシャはアーカーシャ端末を通して人々の夢を収穫し、アーカーシャ本体の出力を向上させている。これが「スメール人は夢を見ない」ことの理由である。教令院はこの事実を隠蔽するため、夢を見ないことは理性の証であると主張している。
夢を量産化して収穫する行為。アーカーシャ端末によって人々に夢を見せ、彼らの意識を夢から引き剥がして夢境集合体に集め、主を失った抜け殻の夢を繰り返し収穫することで、アーカーシャの出力を最大化することができる。輪廻を行うと、端末を付けた人々の意識に大きな負担がかかる。
アーカーシャに意識をアップロードすること。アーカーシャは生きた人間の意識をほぼ完全な状態で保存することができる。この意識は、夢境の中で現実世界と変わらない思考が可能。さらに、一度アップロードした意識を知識の容器に入れて抽出し、元の体に戻すことも可能である。
アーカーシャを通した学習が一般化した現在、教令院の賢者から市井の商人に至るまで草神の民のほとんどがアーカーシャに依存している。アーカーシャを通さずに学習することは「毒蛇を生きたまま飲み込むような、野蛮かつ愚かな行為」とされ、激しく忌避されている。一方で、砂漠の民はアーカーシャ端末を付けることは可能だが、使用権限はほとんど解放されていない。
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