稲妻の人物の一覧。
海祇島の守護神。「オロバシノミコト」「海祇大御神」などと呼ばれる。体に生えていた珊瑚の枝から海祇島を作り、淵下宮の民を地上へと導いた。魔神戦争末期、オロバシは民衆の祈りに応えてヤシオリ島に侵攻し、バアルゼブルの「無想の一太刀」によって討伐された。島にはオロバシの死骸と祟り神が残されている。
雷鳥。かつて鶴観文明を滅ぼし、セイライ島にて雷電影に討伐された。
稲妻幕府を参照。
稲城蛍美
鳴神大社の巫女。
甘楽
参拝客。戦地に行ってから音信不通の恋人を待ち続け、彼の無事を祈っている。
鹿野奈々
鳴神大社の巫女。鹿野院平蔵の従姉。小説に興味があり、八重神子から八重堂の原稿を読ませてもらっている。早柚の見張り役。
麻紀
鳴神大社の巫女。
幸
鳴神大社の巫女。たたら砂の一件を終えた後に八重神子から表彰された。
鳴神大社の宮司、八重堂の編集長。
山田
鳴神大社を訪れた商人。万葉の友人の御前試合を目撃した。
陸
姉を待っている子供。
一心伝
丹羽長光
経津政芳の三人の愛弟子の一人。
赤目実長
経津政芳の三人の愛弟子の一人。赤目一門の刀工で、「一心伝」惣領の職を有していたが、三代も続かずに取り上げられた。
赤目兼長
赤目一門の刀工。「国崩」の陰謀により、「楓原」の偽名を名乗ってスネージナヤに亡命した。「一心伝」の力を証明したいという願いから、同地で名刀「籠釣瓶一心」を鍛造、意志を持った刀に稲妻へ戻るよう指示して亡くなった。
楓原義慶
楓原家の三代前の当主。万葉の曽祖父。父の旧姓は丹羽で、父の失踪後に楓原家の養子となった。花を見たり、雲を眺めたりする習慣があった。「国崩」との邂逅を機に家族を守るべく鍛造を諦めた。盆栽を趣味とし、特に草木を配置することを好んだ。久通が出て行った頃に大病を患い、最期の時に盆栽のほとんどを人に譲ったが、一つだけ子孫に遺した。
楓原久通
楓原家の二代前の当主。かつて父親と言い争いになり、盆景を屏風に投げつけて家を飛び出し、「一心伝」の復興を夢見て世界を旅したという。万家を再興する方法を探してテイワットを旅したが、そのせいで父の最期を見届けることができなかった。それをきっかけとして盆栽に興味を持つようになり、石を配置する盆景を好んだ。「楓原家の刀は、人を傷つけるために造られたのではない」という信念を持っていた。
楓原景春
楓原家の先代当主。万葉の父。息子が生まれて間もない頃に妻を亡くし、息子には彼女の願い通りに「万葉」と名付けた。父の影響を受けて盆景の趣味を受け継いだ。
楓原家の当主。家が没落し、屋敷が差し押さえられてからは浪人となって稲妻を流浪していた。
経津伝
経津実
経津伝の三代目惣領。自由奔放でひねくれているとの評判だった。名刀「波穂月白経津」は彼女の作。やがて酒や古傷、祟り神に苛まれて心が折れてしまった。
経津弘芳
経津実の息子。母の死後、政芳から鍛造技術を学んだ。
経津政芳
経津実に引き取られた孤児。あだ名は「真砂丸」。「波穂」を鍛え直して「波乱月白経津」を打った。他の鍛造流派に足を運んで優れた技術を学び、晩年には楓原景光、丹羽長光、赤目実長の3人の愛弟子を抱えた。
秋沙銭湯
藍川丞
秋沙銭湯のオーナー。数年前にナタを訪れて火山温泉を経験し、店を開いた。
荒瀧派
荒瀧派の初代親分。
丑雄
荒瀧派の隠れ構成員。岩べこ。
荒瀧派の二番手。
烏有亭
岡崎絵里香
陸斗の妻。料理を担当する。若い頃は仕事で陸斗の監視を命じられ、彼が引退した後に正式に結婚した。
岡崎陸斗
居酒屋「烏有亭」の店主。昔は天領奉行の有名人だった。
木南料亭
木南杏奈
「木南料亭」の店主。祖父は幕府の御用料理長を務めたという。父は行方不明。店を正式に引き継がせてもらうため、料理の腕を磨いている。
木漏茶屋
梢
「木漏茶屋」の門番。神里家の家臣の家系で、剣術に長けている。毒舌。
太郎丸
「木漏茶屋」の店主。強い忍犬。いつも敵が近くにいないか警戒しているので、地面に寝そべるのは本当に珍しい。
中西
引退した終末番。かつては神里家に仕える忍びの里の教頭で、太郎丸を相棒としていた。
志村屋
志村勘兵衛
志村屋の店主。昔は無一文の貧乏武士だったが、一から店を作り上げ、食材もタレも火加減も全て一人で管理しているという。烏有亭を一方的にライバル視している。
九十九物
葵
「九十九物」の店主。
長野原花火屋
長野原龍之介
長野原花火屋の花火職人。宵宮の父、先代店主。耳が遠い。宵宮によく物語を聞かせてくれる。
長野原花火屋の店主。
万端珊瑚探偵所
珊瑚
万端珊瑚探偵所の所長。よく「良心は知恵の重荷」などと言っているが、根は優しい。
万端珊瑚探偵所の探偵。元は奉行所に勤めていたが、龍二事件で冤罪をかけられて職を失った。珊瑚は彼の無罪を証明するのを手伝い、その後行き場のない彼を助手として雇ってくれた。
八重堂
朝霧
娯楽小説の絵師。挿し絵を描く時はいつも夜更かししていて、たまにご飯を食べることも忘れてしまい、ずっと体調が悪い。
荒谷
八重堂の職員。様々な企画を担当し、「この小説はすごい!」コンテストを考案した。
小野寺
八重堂の編集。容彩祭の新刊即売会を企画した。
黒田
八重堂の編集責任者。担当作家の常先生(常九)の更新が滞っていて暇なので、店の手伝いをしている。
平塚
荒谷の上司。
平山
八重堂の編集主任。
福本
八重堂の契約作家。『七星召喚』の宣伝のために小説を書くように頼まれ、『召喚王』を出版した。
村田
八重堂の編集。兄は書道家。
弥生漆器
弥生七月
弥生漆器の四代目店主。スメールに留学して合成秘法を学んだ。
その他
智樹
創作料理の屋台の店主。神里綾人には五目ミルクティーを絶賛された。将軍のおかげで団子牛乳の売り上げが上がった。
松本
経験豊富な料理評論家。
セーリングブリーズ
カルピリア
「セーリングブリーズ」の店主。
楚瑜商行
秋月
「楚瑜商行」の支店長。
万国商会
カイザー
「万国商会」の猫。
久利須
「万国商会」の会長。フォンテーヌ人。本名はクリストファーだが、稲妻で長く生活しているので現地の書き方に変えた。
西西
「万国商会」の受付係。鎖国令が解除されてから忙しくなり、寝不足でいつも眠そうにしている。
豊穣の願い
ワヒッド
「豊穣の願い」の店主。
その他
ヴェルナー
晶化骨髄を独占していた商人。
エゴール
スネージナヤ人の商人。鎖国令が解除された後は繁盛している。稲妻の食べ物に慣れない。
小畑
地元の漁師。漁師一族の家に生まれ、自身も漁師になった。鎖国中は漁に制限がかけられて苦労した。
ロベルト
モンド人の商人。鎖国令が解除された後、離島で店を開こうと考えている。
紺田猛
紺田村の少年。伝助の孫で、双葉の甥。高い所が好き。
紺田伝助
紺田村の村長。猛と双葉のことを大事に思っている。遠い昔、狐斎宮は紺田一族に雷櫻の根と結界を守る責務を託した。
紺田双葉
紺田村の少女。紺田伝助に拾われ、彼の養女として育てられた。
柴門恵理
紺田村の老人。息子の二郎のことを心配している。
柴門二郎
柴門恵理の息子。昔はいつも村の悪ガキたちとつるんでいた。朝から晩まで何もしていなかったので、親によって軍に入隊させられたが、その後連絡が途絶えた。
安田
紺田村の住人。天領奉行を引退した。村の近くで楓原万葉に会ったことがある。
幾原凯
元たたら砂の刀鍛冶。事故後もこの地を離れたくなかったので九条陣屋の幕府軍に加わった。幾原流の開祖。
大島純平
元たたら砂の労働者。たたら砂の再開を待っている。ちょっとした彫刻の知識があり、寝子のために猫の石像の製作を依頼された。寝子には石人間と呼ばれている。
鏡御前
たたら砂の労働者のリーダー。天領奉行が派遣した幕府の代官で、労働者たちから信頼されている。
須美
元たたら砂の労働者。事故の時に雄三に命を救われ、彼らと離れたくないので一緒に藤兜砦で働いている。
葉名山薫
たたら砂の住人。御影炉心の一件で疎開していたが、修復後に許可をもらって戻ってきた。前は花を植えていたが、手入れができなかった間に枯れてしまった。もう一度花を植えてたたら砂を花の海にする予定。
宮崎三朗
元たたら砂の刀鍛冶。宮崎流の跡取り。開戦後に抵抗軍に保護されて彼らに加わり、武器や装備を提供している。
雄三
元たたら砂の労働者。抵抗軍に救助され、藤兜砦で働いている。幕府を嫌う。
陽介
「御影炉心」の責任者。たたら砂の職人。範兵衛が異動になった後に就任した。
内海
神無塚で戦死した息子の遺物を探している老人。若い頃は幕府の兵士だったが、無事に退職した。
珊瑚宮
和泉那希
珊瑚宮の巫女。海祇島のフライム生態管理を担当している。
珊瑚宮の「現人神の巫女」。
露子
珊瑚宮の巫女。実務が得意で、現在は戦争に関わる民生の事柄を処理している。淵下宮の重鎮・烏帽子の末裔として、心海から海祇御霊祭の企画を任された。
望月
珊瑚宮の巫女。
海祇島軍隊(抵抗軍)
有澤
抵抗軍の兵士。海祇島の見張り役だが、いつも日向ぼっこと居眠りをしている。人と話すのが好きではない。
今泉
抵抗軍の兵士。三界道饗祭で負傷し、つみの治療を受けた。つみが海祇の御使いだと信じている。
上野
メカジキ一番隊の代理隊長。
内村
抵抗軍の兵士。
榎本
抵抗軍の兵士。三界道饗祭で負傷し、つみの治療を受けた。つみに恋している。
大久保大介
抵抗軍の兵士。望瀧村を管理している。ゴロー大将に憧れている。
落
抵抗軍の兵士。大怪我をしたと称して静養している。
甲斐田龍馬
抵抗軍、藤兜砦の軍官。昔は天領奉行で働いていた。
香川
抵抗軍の兵士。
高善
抵抗軍の兵士。主戦派。酔っ払って長槍を振り回している。
幸徳
メカジキ二番隊の隊員。隊長がいない間は代理隊長を務めていた。
抵抗軍の大将。
柴田
抵抗軍の兵士。
正二
抵抗軍の新兵。弓が下手。
将司
抵抗軍の兵士。治るまでに半月かかる傷を負っているが、それでも訓練を続けている。
高橋
抵抗軍の兵士。妹が望瀧村に住んでいる。
忠勝
抵抗軍の兵士。主戦派。
恒雄
抵抗軍の兵士。主戦派。
哲平
シャコ小隊の兵士。旅人に窮地を救われたことがきっかけで、旅人と何度か行動を共にする。前線で手柄を立てることに憧れ、ニシン一番隊の隊長に昇進する。しかし彼の突然の武勲は裏の支援者からもらった邪眼のおかげであり、その副作用によって死亡した。
伝次郎
抵抗軍の兵士。たたら砂の陣前比武を目撃した。
徳田
抵抗軍の兵士。負傷して藤兜砦で療養している。
久彦
抵抗軍の新兵。海祇島で妻と共に暮らしていたが、目狩り令に反発して抵抗軍に加わった。
博行
抵抗軍の兵士。
松田
抵抗軍の兵士。望瀧村の検問を行なっている。
森口
抵抗軍の兵士。海祇島に妻子がいる。昔、高いところから珊瑚宮を見下ろそうと行った時、野外で花を摘んでいた妻と初めて出会ったという。
矢部
エイ三番隊の兵士。変わり者で有名。小さな頃から怪談や怖い話が大好きだが、自分の命は大切にする。三界道饗祭で淵下宮を訪れたついでに、淵下宮の四大奇談の中でも最も謎とされる「文谷事案」を調査しようと思っている。
嘉久
メカジキ二番隊のベテラン隊員。主戦派。
望瀧村
岩田
望瀧村の住人。農業を試みているが、土壌が悪いせいでいつも失敗する。
清子
海祇島を訪れた商人。日用品を安く売っている。
小巻
望瀧村の長老。
幸也
望瀧村の住人。
志織
望瀧村の住人。娘は巫女選抜に参加した。
白井
情報屋。
錦野玲々
鳴神島出身の薬師。医者として各地を回っている際に抵抗軍兵士を助けて島の現状を知り、海祇島にやって来た。
平井
漁師。
未来
望瀧村に住む少女。兄は出征した。
桃子
望瀧村に住む少女。夫はヤシオリ島に出征した。
結菜
望瀧村の住人。主戦派。
用高
望瀧村の住人。和平派。
その他
アニサ・プルビルニ
スメール教令院海洋学会の見習いダステア。
カウシック
スメール教令院の学者。鎖国令の前に稲妻を訪れ、海祇島の文化と歴史を研究している。海祇島の蛇神は二柱いたという説や、四風守護は五柱いるという説を提唱する。
クンティラ
久美の友人の海獣。クンティラは鯨の古代の呼び方。
久美
海祇島の住人で、クンティラの友人。父は鳴神、母は海祇の出身。
大久保三左衛門
「孤刀争逐」に参加した浪人。主家を守るはずが、壁を乗り越えた盗賊を防げずにお役御免になった。
万葉の友人
楓原万葉の友人で、雷元素の神の目の所持者。目狩り令に抵抗して九条裟羅に御前試合を申し込むが敗北し、雷神の「無想の一太刀」によって殺された。
駒形
稲妻における機関棋譚の代理人。
花散里
旅人に神櫻大祓を依頼した謎の巫女。狐のお面を付けている。その正体は500年前に死んだ狐斎宮の記憶を保持した穢れで、彼女の遺志に従って穢れを浄化し、同時に自らも消滅させた。
有香
「ヒナ後援会」のメンバー。何年か前に冒険者のお姉さんから「ファン」という言葉を教わった。
若紫
珊瑚の友人で、自称設計者。書籍に記された惟神陰陽術を参考にして、「四方の網」と「四方八方の網」を開発した。
冒険者協会を参照。
宝盗団を参照。
ファデュイを参照。
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