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不卜廬の薬採り兼弟子。キョンシー。

データ

物語

七七はごく普通の薬採りの娘で、誤って仙境に入って右足を怪我した。怪我を処置するために慌てて洞窟に入ったところ、仙と魔の戦いに巻き込まれて傷を負った。瀕死の彼女は氷元素の神の目を手に入れ、その戦いを終わらせた。彼女を不憫に思った仙人たちは各々の仙力を彼女の体内に注いで復活させようとした。七七はキョンシーとして甦ったが、体内の仙力を制御できずに暴走したため、理水畳山真君は仕方なく彼女を琥珀に封印した。
数百年後、琥珀に封印されていた七七は人々に発見されて埋葬するために往生堂へ送られた。険しい山道を行く途中で琥珀はあちこちにぶつけられ、長い年月を経た封印は解けてしまった。ある夜、七七はこっそり琥珀を打ち破って逃げ出した。彼女は生前の習慣の影響で森に向かい、途中で偶然出会った白朮に引き取られた。それから七七は不卜廬で働くようになった。
キョンシーの体は冷たく硬いため、七七はいつも柔軟体操をして普通の人に近い状態を保とうとしている。一方、戦闘中は体をキョンシーの状態に戻すことで、凄まじい力と速度を発揮する。一人で薬採りに行く時に宝盗団に襲われて相手全員をボコボコにしたこともあるという。また記憶力が悪く、いつもノートを持ち歩いている。不卜廬に来た当初は今よりも記憶力が悪く、薬草を採りに出かけて帰ることを忘れたこともあった。白朮は薬舗で休んでいるように彼女を説得したが、七七は自分の仕事だと言い張って譲らなかった。そこで白朮は七七に一冊のノートを渡し、覚えていることを書き留めて読み返すように言った。
通常キョンシーが行動するには自身を呼び起こした者の勅令が必要だが、七七は誰かに呼び起こされたわけではないので、自分で自分に勅令を下す珍しいキョンシーとなっている。勅令を解除するには、後ろから彼女を抱きしめて「大好きだよ」の類の言葉を言ってやれば解除できる。
胡桃は七七を俗世に囚われて苦難を患った者と見なし、何度も誘拐して火葬することを企てたが失敗に終わった。やがて七七の過去を知った胡桃は彼女の生きる意志を尊重するべきだと考えるようになり、誘拐をやめたが、七七は既に胡桃を疫病神として認識している。

テキスト

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