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スメールを統治する行政府であり、テイワット最高の学府。多くの学者と学生を抱え、様々な分野で最先端の研究を行っている。
教令院を受験する際、どの学院を受験するかで分かれる。学者は一人で研究発表ができれば一人前の学者として認められ、指導教官の下から卒業して正式に学会へ入る。

組織系統

六大学派

教令院は研究分野によって六大学派に分けられ、それぞれ六大学院のどこかに属している。
生論派(アムリタ学院)
主に生物について研究している。教令院で最も古く、最も規模が大きい。
  • 代表色:緑
  • 学科:生物学、生態学、植物学、医学など
  • 主なメンバー:ティナリ、ナフィス
草神が学者たちを率いてアムリタ学院を設立したのが、教令院の起源とされている。
明論派(ルタワヒスト学院)
主に星空について研究している。
  • 代表色:青
  • 学科:天文学、占星術など
  • 主なメンバー:アザール、ハイパシア、レイラ
ルタワヒスト学院に入学できる者はほとんどが天才。占星術の研究者は星空を仰ぎ見ることが多く、首の痛みに悩まされる。明論派の水占装置は長年フォンテーヌの技術に頼ってきたが、創神計画に経費が回された影響でメンテナンスが停止された。
明論派が編纂した星位表は占星知識の頂点であり、万物の運命が描かれているという。
素論派(スパンタマッド学院)
主に元素や地脈について研究している。各地の地脈を視察する必要があるので、他の学派に比べてダリオッシュが多い。
  • 代表色:赤
  • 学科:錬金術、元素学、地脈学など
  • 主なメンバー:リサ、ホッセイニ
知論派(ハルヴァタット学院)
主に言語や文字、人間の心理について研究している。 知論派は最も人数の少ない学派で、将来性がないという。
因論派(ヴァフマナ学院)
主に知識の本質について研究している。アモンが残した理論に対する否定と反省がその原点とされている。
  • 代表色:黄色
  • 学科:歴史学、社会学など
  • 主なメンバー:ティルザード
古代キングデシェレト文明に興味を抱き、多くの考古学調査を行ってきた。彼らは数代にわたってキングデシェレトの霊廟の扉を開ける方法を考えてきたが、成功した者はいなかった。
実行不可能な案を先に否定しておくことで、その後に出す実際の計画に重みを持たせる、という考え方が主流。
妙論派(クシャレワー学院)
主に駆動装置について研究している。
  • 代表色:白
  • 学科:建築学、機関術など
  • 主なメンバー:カーヴェ、ジャザリー
かつてカビカバスという大学者を輩出したが、彼の死後は没落の一途を辿っており、サングマハベイなどの商人の出資によって支えられている。現在は捨てる機械をよく旅商人に売っている。

その他

ヴィクラム友の会
グランドキュレーター候補ヴィクラムの後援会。
三善読書サークル
グランドキュレーター候補リファエットの後援会。
ディヴァン
教令院の管理下にあるスメールシティの行政機関。昔は庶民の言葉を代弁していたが、今は教令官の言いなりになっている。
遥か昔に教令院から離反した傍流学派。「知の伝承を守るためなら死も厭わない」「戦争こそがテイワットの秩序」といった独特の理論を唱えている。現在ではその存在を知る者は少ないが、砂漠の奥地で今も存続しているらしい。

役職

教令院の六大学派のトップは「六大賢者」と呼ばれ、教令院の支配層を構成する。六大賢者の中から最高責任者「大賢者」が選出される。教令院の管理や事務の問題については、賢者間で意見が食い違うことも多い。賢者には学者の公職を任命する権利がある。賢者たちはアーカーシャを掌握し、スメール全土を監視することで絶対的な権力を確立している。
グランドキュレーター
知恵の殿堂の館長。資料の閲覧許可を与える権限を持ち、教令院において大きな影響力を有する。賢者たちの投票によって選出される。
教令官
教令院に所属する行政官。
ハーバッド
教令院の高位の学者。
ダステア
学者の一種。見習いダステアから正式のダステアとなるには、それぞれ違った課題の論文を二つ提出して審査に通る必要がある。
ダリオッシュ
遊学者。研究の一環として国外での遊学が許される。素論派にはダリオッシュが多い。
マハマトラ
教令院の学術犯罪を取り締まる法執行部隊。
ナーヴェド
港の業務を担当する役職。
ワズィール
ディヴァンに所属する役職。教令院を代表し、グランドバザールとトレジャーストリート付近の行政管理を任せられている。教令院から些細な問題を押し付けられることも多い。
グラマパラ
教令院からアアル村に追放された学者。「狂学者」とも呼ばれる。アビディアの森で修行中に精神に異常をきたした学者が多い。彼らの狂った言葉は他の学者に悪影響をもたらすとされ、マハマトラたちによって砂漠のアアル村に追放された。彼らは教令院の監視下にあり、アーカーシャ端末を着用している。
かつて狂学者が地震を鎮めたことがあり、それ以後アアル村の人々は彼らを受け入れ、グラマパラ(「村の守人」の意)と呼ぶようになった。

政策

スメールの政府機関として、教令院は様々な政策を実行している。
医療サービス
アムリタ学院傘下の医療サービス機関・ビマリスタンは、スメール内外の住民に無料で医療を提供している。ビマリスタンの就業医は全て生論派から医師免許を与えられている。
教令院は毎年、医療所の建物を修繕するために予算をつけている。
価格調整
陶土の販売が独占されたことで価格が高騰したため、教令院は規定を定めて陶土の価格をコントロールした。
知識の管理
アーカーシャシステムを使った知識の管理が行われ、条件を満たした者だけが知識を手に入れることができた。教令官は学者の知識漏洩を厳しく取り締まり、また書籍の流通も統制していた。
民族差別
教令院は砂漠の民に対してアーカーシャの使用権限を解放しないなど、差別的な政策を実施していた。

用語

カビカバス賞
教令院が若い学者に贈る賞。毎年、学院の賢者達がその年に提出された研究レポートを読み、投票で受賞者を決めている。受賞資格は40歳以下であること、画期的な研究であること、優れた革新力を持ち、自己啓発を怠っていないこと。この賞を受賞した学者は皆、後にスメールの学術界に名を轟かせている。
根源の六罪
昔の賢者たちが指定した六つの罪。教令の制定とマハマトラの審判の規範となっている。
  • その一、人類の進化に関すること
  • その二、生と死についてに無暗に論ずること
  • その三、宇宙の外を探ること
  • その四、言語の起源を追求すること
  • その五、神を畏れながら奉らないこと
  • その六、神秘を傲慢に語り、恐れを持たないこと
三善
教令院の学者に求められる三つの美徳、忠言・創意・篤行のこと。

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