未確定原神考察

折り紙の動物たちが住む森。創世の女神によって創られた。

紙カエルたちが住む池。ジャンプ力を鍛えてプリンセスを迎えることを「使命」とする。組織委員会は無数のジャンプコンテストを開催し、数えきれないほどのチャンピオンを選出しては交代させてきた。

折り紙の動物たちに魔水を提供する酒場。

森の妖精の住居。かつては創世の女神の仕事場だった。

紙のモモンガたちの王国。試練によって「王国の守護者」を見つけ出すことを「使命」とする。

歴代のプリンセスとプリンスたちが「答え」を求めた場所。

大きな栞がある場所。

積み木の小人たちが住む王都。外壁に取り付けられた巨大なゼンマイ鍵により、歯車や軌道といった構造にエネルギーを供給している。オルビットの街全体が大きなオルゴールで、軌道上の星は音符である。

オルビット城の頂上。預言の女神の彫像がある。

ブロック村にある冒険客のための灯台。悪龍が通って行った時に倒された。

運命の女神の像がある島。ここで女神に貢物を捧げれば、願いが叶うと言われている。

積み木鉱石を採掘する鉱山。悪龍によって破壊され、今ではバラバラになった。

砕けた海にある村。

魔法と物質を司る女神。祝福の小屋にて本のページを使って折り紙の動物を作り、魔法でそれに命を吹き込んでいた。

星と軌跡を司る女神。

物語と願望を司る女神。

ふとっちょネズミ。祝福の森の長老。

そそっかしいふとっちょネズミ。

紙カエル。インク酒場専属のコーラスグループの指揮者。暴れん坊なので「クラッカー」と呼ばれている。

紙カエル。インク酒場専属のコーラスグループのメインボーカル。声が綺麗なので「美しい泉（シェーンブルン）」と呼ばれている。

折り紙のモコモコ駄獣。インク酒場のバーテンダー。魔水に美味しい果物を混ぜて美酒を作り出す。

陽気なふとっちょネズミ。

折り紙のモコモコ駄獣。海上列車の駅員。

森の妖精が魔法で作り出したふとっちょネズミ。

ジャンプコンテストに6回優勝した紙カエル。心優しくて頭も良い。フロベールと一緒にトレーニングしてきた。

ジャンプコンテストに7回優勝した紙カエル。雨歌の池で最も優秀なカエルで、ハスの葉十二枚分の距離をジャンプできたが、ミスをして自己肯定感が低くなっている。

紙カエル。ジャンプコンテストの第一審判員。

ベルウインド王国のプリンセス。王国一飛行が得意。

飛ぶのが大好きな紙のモモンガ。強風の通り道に沿って色々な装置を置いて飛行術の挑戦「北風に乗って」を作った。

ベルウインド王国の冷静な大臣。目が悪い。

ベルウインド王国の聡明な大臣。足腰が弱っている。若い頃は王国で一、二を争う飛行能力があった。

過激な保守派。以前は預言の女神の熱烈な信奉者だった。

首席顧問探偵。創世の女神が最初に作った意識で、この世界は運命の女神が描いた童話に過ぎないことをずっと昔から知っていた。

積み木の小人。旅好きで、帽子をこよなく愛している。

穏健な保守派。国王から「棘薔薇の会シムランカ支部」の支部長に任命された。

あわてんぼうな積み木の小人。

せっかちな積み木の小人。

海上列車の乗務員。

オルビット城の衛兵隊長。

積み木の小人。ブロック村の「遠望灯台」の番人。ローゼルに風車を作って贈った。

パニョールの友人。遠くへ旅をした後、戻ってきた時には植木鉢に住む花になっていた。

積み木の小人。走って祝福の森から積み木鉱山までやって来た。

積み木の小人。ショヴィニェの友人。

積み木の小人。最も勇敢で好奇心旺盛な冒険客。エスノワールの隣人だったが、ある時突然冒険客になりたいと言い出して世界中を踏破し、自分で作った小舟で世界の外に向かった。毎回灯台の光が届かないほど遠くまで行くが、いつも無事に村に帰ってくる。

自ら試練を設けて守護者を待っていた、とある王国のプリンセス。国の命運が尽きようとしたため、全国民を深い眠りにつかせて塔を除く王国全土を封印し、たった一人で塔の上で守護者を待つことにした。だが守護者は訪れず、シオーヤは最終的に「幽談窟」を訪れて失踪した。

かつて雨歌の池のジャンプコンテストを七連覇した紙カエル。彼のトレードマークはハスの葉で作られた翼で、「飛翼のシブレロ」と讃えられていた。最後のコンテストで二位となった後、ジャンプコンテストの意義を見つけると告げて去り、「幽談窟」を訪れて失踪した。

「我が言葉通りに創造せよ」という意味の言葉。

ジャンプが最も上手な紙カエルを選抜するための大会。参加選手たちは予選、グループリーグ戦、トーナメント戦を進み、全試合を勝ち抜いた紙カエルだけが決勝戦に挑むことができる。

折り紙の動物のインクが乾いた状態。魔水が足りなくなると折り紙の動物の体は徐々にしわしわになり、色褪せて自分の物語を忘れてしまう。

ベルウインド王国に生えている花。身体を丸めた姿で寝るが、衝撃を受けると寝起きでイライラしながら目覚めて、花開いて激しい気流を放つ。ぷんぷんフラワーの気流に乗って飛ぶことはモモンガの飛行能力を証明する方法の一つとなっているため、「飛行レッスンの教官」というあだ名がつけられた。

創世の女神から授かった魔法のポーション。祝福の森に住む折り紙の動物たちの生命を維持できる。魔水の材料は「永遠に沈まぬ夕日（夕暮れの実）」、「陸を泳ぐ金魚（キンギョソウ）」、「夜にしか咲かない月（サウマラタ蓮）」。その正体は「インク」で、伝説によれば運命の女神がインクで紙に物語を書き記し、創世の女神がその物語に命を吹き込んでいるという。

ベルウインド王国の守護者を選別するとされる物体。「物語はしきたり通りに繰り返されます。しかし、どの章にも自分の道があるべきです。」という言葉が刻まれている。

オルビット城の広場へと向かう昇降装置。

物を貼り付ける、または他者の動きを制限する道具。シムランカの接着剤は全て探偵がナレーションの魔力で生み出したもの。

預言の女神の祝福を受けた列車。元々はオルビットの星空を守るために使われていたが、何百年も運休状態となっていた。

シムランカの住民が神託を乞うために使っていた道具。

オルビット城の住民。植物油に木屑を合わせたものを食す。

預言の女神がオルビットの住民たちに与えた贈り物。誰かが危険な目に遭った時に発動し、ゼンマイを使って彼らを正しい軌道に戻すことができる。

積み木鉱山で作業するモグラ。

積み木鉱石を破壊できる爆弾。

小舟に乗って星々が落ちる地、あるいは虹の向こうを目指す旅人。綺麗な石、美しい絵、沢山の種を持ち帰ってくる。だが帰ってきた冒険客の一部はおかしくなっていて、何を見ても「価値」や「適切」について呟き続ける。

魔女アンデシュドッテルの童話の世界は魅力的で、中に入ってみたいと思えるほどだった。魔女アリスは魔女バーベロスを誘い、アンデシュドッテルの許可をもらってシムランカを創造した。ここは童話の世界であり、言葉や感情がどんな呪文よりも強力な魔法となる。バーベロスはテイワットの運命を元にして巨大な術式を敷いた。
シムランカの伝承によれば、昔々、三柱の女神が「シムランカ」という世界を創った。魔法と物質を司る「創世の女神」がシムランカの住民たちに命を与え、草木や山水はそれにより形を得た。その後、星と軌跡を司る「預言の女神」が現れて、星空を操り世界を動かした。最後に物語と願望を司る「運命の女神」が現れて、不滅の愛と灼熱の憎しみをもたらし、死と希望とは何かを住民たちに伝えた。また別の話では始まりの時、創世の女神は運命の女神の手稿を預言の女神の星空に置いて、いくつかの魔法陣を元に世界を生み出したと言われている。
シムランカの住民たちは皆祝福の森で創世の女神の創造に感謝を捧げ、オルビット城で預言の女神の神託を乞い、世界の果てで運命の女神に自らの願望を打ち明けていた。

運命の女神はオルビット城の起源について三つのバージョンの物語を書き上げたが、どれにするか決めきれなかった。ところが、彼女の飼っていた猫が遊んでいる時に三枚の紙を踏み抜いてしまい、その拍子に三つの世界が重なった。運命の女神はそのまま三つの物語を残した。

ベルウインド王国が誕生する以前、この大地には数多くの王国が存在していた。彼らの「使命」はレリックに認められる「王国の守護者」を見つけることだった。だが「使命」を果たすために築かれたこれらの王国は「使命」を果たすことができずに「未来」を失い、最終的にいずれも消滅した。ある王国では全国民が突然声を失い、ある王国では全ての水源が一夜にして干上がった。

運命の女神たる魔女アンデシュドッテルはシムランカのドゥリンを創り、この世界で幸せな結末を迎えるよう願った。だが「ドゥリン」という名を与えたことで、彼のシムランカでの運命は多かれ少なかれ現実の悪龍ドゥリンの鏡像となった。アンデシュドッテルは亡くなる時、シムランカの星になって皆を見守り続けると告げた。
ある日、積み木鉱山の作業員が深く掘り過ぎて、次のページの世界にまで貫通してしまった。シムランカのドゥリンは積み木鉱山のランタンを星だと思い込み、積み木鉱山に向かった。だがドゥリンの体は「呪い」を受けていて、触れたものを全て積み木に変えてしまった。ベルウインド王国では紙のモモンガたちに追い出されたが、レリックシュラインと試練の場を踏み潰した。祝福の森のインク酒場は扉を閉ざし、折り紙の動物たちは褪色症に脅かされるようになった。またドゥリンはオルビット城の星を奪おうとしたが失敗した。やがてシムランカの住民は彼を「悪龍」と呼ぶようになった。
創世の女神たる魔女アリスの計らいにより、森の妖精、オルビット城の国王、長靴をはいた猫又、シムランカの勇者、そして異世界の旅人たちがシムランカを訪れた。森の妖精は折り紙の動物たちを救い、オルビット城の国王は積み木の小人たちを軌道から解き放った。勇者は悪龍と対面し、一行の祝福によってドゥリンは「呪い」を解かれ、小さな体を得た。こうして生まれた「ちびドゥリン」はシムランカの住民たちに謝罪し、シムランカに平和が戻った。旅人がドゥリンに与えた特殊な祝福のおかげで、「ちびドゥリン」はテイワットを旅することもできるようになった。