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ジュラバド初代の王。リルパァールと愛し合ったが、彼女の復讐によって死に至った。

物語

当初、オルマズドは若い羊飼いの少年だった。大ジンニーのリルパァールは彼と恋に落ちた。彼女の助力を受けて、オルマズドは一族の首領となり、暴君フヴァストラを打倒し、諸国を統一して王都ジュラバドを建設した。アモンの代理人となったオルマズドは、奴隷制を利用して繁栄をもたらした。
オルマズドはリルパァールを深く愛していたが、奴隷制は国家にとって必要であると考えており、彼女の考えを退けた。リルパァールの目には、彼が虚栄と利己心に溺れた暴君に堕したように映った。リルパァールはこれを裏切りと考え、ジンニーの狂愛は深い憎悪に生まれ変わった。彼女は復讐の計画を立て、キスラとシリンの二人の子を産んだ。シリンはジュラバドの姫となったが、キスラは孤児として巨鳥ゴグヌスに育てられた。
やがてキスラはオルマズドの養子となり、数々の武勲を立てた。オルマズドは彼の偉業を讃え、「パーヴェズ」の名を与えて娘のシリンとの結婚を許した。オルマズドも本人たちも、二人が実の姉弟であることは知る由もなかった。
シリンとキスラの結婚は幸せなものではなく、シリンは次第に父親に恨みを抱くようになった。とある大饗宴の夜、シリンは奴隷たちを使ってオルマズドとその一家全員をサソリの毒で暗殺した。これはリルパァールがシリンとキスラの手と心を操って実現した、完璧な復讐だった。

テキスト

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