オープンワールドRPG「原神」の設定をまとめるサイト

秘境の説明文。

秘境

モンド

北風の狼の神殿
かつて、ここは四風守護者の一つである北風の狼を祀る堂舎であったが、今は魔物に占領されている。それでも狼の魂はどこかでモンドを見守っているらしい。
西風の鷹の神殿
かつて、この遺跡は四風守護者の一つである、慈愛を象徴する西風の鷹を祀る堂舎であった。過ぎ去った過去の風と共に千年に渡って風立ちの地を見守り続けてきた。
セシリアの苗床
星空に近い崖のみに生長するセシリアの花も、数年前からここの温室で育てられるようになった。かつてセシリアの花と共にあった文明は徹底的に失われ、白玉のような花の海も消えていった。
鷹の門
誇り高き鷹でも、崇高な魂でも孤高を持する。鷹のように世間を見回る人であればあるほど、涅槃寂静の境地に達するらしい。
仲夏の庭園
上古の文明の破滅と共に、かつて雄大な夏宮の園も地下に埋められている。まだ過去の光景を覚えているのは、中の古樹やレンガだけだろう…
南風の獅子の神殿
かつて、人々がここで南風の獅子を祀っていたが、今は廃墟となった。伝説によれば、風に乗ってモンド大地[原文ママ]に生息する蒲公英は南風の獅子の恩恵を示すものらしい。
フィンドニールの頂上
その昔、この山は緑に覆われていた。今や雪に埋もれた都にも、誇れる名前があった。天をも凍らす寒天の釘が降り、過去に空を仰いでいた祭場も、今となっては空の音さえ聞こえない。
忘却の峡谷
遥か昔、悩み事があると人々は谷に入り、祭壇の上にある古樹に秘密を聞かせることで、負担を軽くしようとした。忘却の峡谷の中には人々に忘れられた秘密が溢れている。
銘記の谷
その後の一時期、大地の人が過去を失った。彼たちは地下へと探し、とっくに忘れられたものを探そうとした。古樹の樹洞の向こう、過去の秘密が宝物になっている。

璃月

華清帰蔵密宮
普通の清らかな池に見えるが、その下には人の正気を乱すような宝物が埋められているらしい。しかしその謎を解ける者はもうそう残っていない。
華池岩岫
奥蔵山はその名の通り、奥が深い。ここにある池を見ると、普通に綺麗な景色に見えるが、実は中に岩の洞窟があり、それが天上につながっていて、白い雲を吐き出す。「白雲、岫を出ず」──という名の由来はこれではないが。
曲径通幽の処
ここに秘宝があると宝盗団はとうに把握したが、詳しい場所は発見できなかった。執着があるほど、ほしいものを手に入らないのだ。
墟散人離の処
ここに来る者の多くは秘宝のためだ。かつて繁盛した集落もボロボロになった壁しか残っていない。出会いの数だけ、別れもある。
孤雲凌霄の処
かつて人類を導くという妄念と嗟嘆がここに集まった。孤雲に身を置き、凌霄の志があるが、今は洞窟の中で後悔を吐き出すことしかできない。
山間幽谷
古代の祭場は、大昔に天と地を引き裂いた災いによって地下に埋もれ、異物の落下によって再び隆起し、最終的には信じた者の裏切りによる破壊的な殺し合いによって姿を現した。しかし、かつてここを訪れた人はとうにいない。
山脊の見守り
山脊のスタート地点に立ち、境界標が南と北、山岳と湿原を眺める太古の廃墟。心の中に消えない炎を持つ人にのみ扉が開かれ、祝福と地位をもたらす。
震雷連山密宮
言い伝えによると、謎の運動により、山腹の中に無限の雷が発生するようになり、秘境の前にいると、魂を呼ぶ雷鳴が聞こえるらしい。
太山府
かつて仙道の試練には天に昇り、地に降りる必要で、太山府はまさに「地」の試練の一つである。今、仙人の跡が人間界から消え、太山府は普通の宝蔵庫となった。
無妄引責密宮
ある秘法は八つの扉から一つを隠し、邪悪の道を断つことができる。昔、ここでその秘法を使い、妖魔を閉じ込めた人がいるようだ。外にある七本の柱はまさに七つの扉で、中には邪悪な螭が封印されている。

稲妻

池の中にある邸宅
月光が特に明るかった頃、この場所にはまだ海水が流れ込んでおらず、邸宅の入り口も封鎖されてはいなかった。その昔、井戸には月光が水銀のように満ちていたらしい。
借景ノ館
古代俗世間から離れた武人が、大地の隅に世外の光景で、華麗な邸宅を建てたようだ。後日、その中で白紙のように気が狂った傾奇者が見つかった。
砂流ノ庭
伝説によると、書物の中ですでに滅びた宇宙の始まりに、ある暗君が万古の流砂の上に、白の神樹を崇めるための庭を建ろうとしていた。今の砂の国は死んだような静寂に包まれているが、過去の執着がまだその中に彷徨っているようだ。
熟眠ノ庭
セイライ島に今の名前が付けられ、雷色に染められる前に、ここで静かに眠りについた庭園。その中の景色も変わることは永遠にないだろう。
陣代屋敷
昔はオロバシノミコトの部下が所有していた屋亭。彼の生涯の最期に、彼自身と神骸や空が一本の稲妻に断ち切られた。
菫色ノ庭
遥か昔、高山は空より高く、大地は天穹より大きかった。それは明鏡が割れ、海水が上昇したまでのことだそうだ。伝説の中で、太古の櫻の庭がそれで他の島とが切り離された。
千門の虚舟
かつて、孤舟のように海に浮かんでいる天狗の館は、あの時少々名の知れた「影向役者三人衆」が訪れたこともある。その後、そこは意気消沈した彼らが余生を無駄に過ごしていた檻となって、海底に沈んだ。
モシリの殻
何者かによって、霧海の外に建てられた邸宅。今は外界より訪れし狼の群れが占領し、思い出を食い荒らしているようだ。
紅葉ノ庭
時間は紅葉が落ちた一瞬に止まったような借景の庭。失った因縁も、忘れられない愛執も、大地の中の脈絡に従って、庭の白の木の実になるだろう。

スメール

縁覚の塔
昔、ここは新たに生まれた人の子に祝福を授けるための美しく偉大なる場所であったようだ。そして、空から長い矢が降ってきて、平らな大地が山々になり、古都もその中に埋もれてしまった。
河谷の闇路
かつて、月には満ち欠けがあったという伝説がある。
そして、白い弓のような凶相の月の下、森の迷宮は迷子になった者を翡翠色と琥珀色の夢へと導く。森の迷宮は数百年も前に消滅したが、たとえ幾千年の歳月が経ったとしても、夢の花園では一朝一夕のことに過ぎないかもしれない。
傘蓋の庇護
詩人の言葉によると、胞子は木々のように互いにつながっており、宇宙のキノコ全体が同じ夢を共有している。夢の果てには、胞子が万物の形に取って代わり、万物がまた原始に戻り、ひとつになって界がなくなった。
しかし、キノコ類が感覚を持った動く生物に進化したのは、そんな原始的な時代に起こったことではない。いずれにせよ、この地域はなぜか分からないが、キノコ類に適する肥沃な土地となっている。
五大オアシスの殿堂
オアシスは砂漠に囲われているからこそ、自身の存在する意義を持つようになる。オアシスの民はそれを忘れたことがない…
そのため、ジュラバドの先祖は砂漠の主を讃えようと、この地に隠れ家を建てた。
砂嵐が荒れ狂う過去と今を経て、この隠れ家は無数の砂漠の民が黄砂を避けるための避難所となった。当然、その中には悪党たちもいる…
浄罪の井戸
この水域は、すべての穢れを洗い流す地中の海に繋がるとされている。似たような気配と想いを依りどころにしているのか──今は、偉大なる命を蝕んだ多くの獣たちがここに生息している。
晴雨の経緯
伝説によると、草木を司る女神が砂漠の片隅で雨を降らせる精霊を呼び出したようだ。その名は「ヴァルナ」、つまり「水天」である。
話では、今の亡くなった森林王が柵と小川を、ザクロの子供が夢と幻境を使い、木の根のように深く複雑な迷宮を共に築いて、晴雨の秘密を守ったという。
赤金の廃城
かつて黄銅の巨大な壁が七重も囲んでいたことで守られていた城砦は、赤砂の王が没した後の混沌の時代に一夜にして崩れ去った。今となっては、金色の瞳を持った勇士も、高くそびえる赤金の櫓も、砕けた岩上の神殿の残骸となり、遠い黄金時代を封印した霊廟となっている。
赤砂の檻
伝説によると、かつてある王子が実父により追放され、この牢獄に幽閉されたという。
孤独と忘却の暗闇の中、黄銅色の啓示が初めてここに現れた…
千柱の花園
かつて、幾千本もの巨柱が立ち並んだ富の殿堂。権力者や神官はその中を自由に行き来していた。
「サファイアの都」の誇りと絢爛は、今やすべて廃墟と化した。
地中の香海
荒漠の下の香海は、今も変わらずに繁茂している。いつの間にか、知覚を持つ不思議な菌類もここに移り住み、地下の熱き海で過ごす生態の一部となった。
ミラージュ祭場
ジンニーはかつてこの地を自由の劇場とし、気楽な楽園としていた。野蛮な砂漠の民もかつてこの地を祭場とし、失われた時代を記念していた…
しかし、偽りの蜃気楼の悲しみと喜びはすべて、地脈の奔流に溶けてゆき、消えていくしかなかった。
無学の塔
遠い昔、地上のいたるところに天頂に届きそうな高塔が建てられていた。人の心はいつも低い場所に流れるが、魂はいつも高空を目指している。高塔はいずれ倒れ、または己の重さに圧倒されて地底に陥ってしまう。
だが、より大きい尺度から見れば、天地は同じであり、八方も四方も違いはない。
「亡者の都」
ジュラバドのかつての領主たちは、死を砂海における唯一の神聖な帰着であると考え、卑しい者が巡礼の旅を汚さないよう、名もなき墓を地下深くに埋めた…
しかし今、この地はすでにウェネトとキノコンの楽園と化している…
有頂の塔
かつて、砂海に三人の賢王がおり、そのうちの一人は最後まで顔も知恵も衰えなかったという。結局、彼らは心の中で求めている楽園のために、別れることになった。
この場所は「塔」と呼ばれているが、実は地上の楽園を建設する際に、そのうちの一人が仮住まいしていた場所である。もっと昔は、風や砂ぼこりを避けるために建てられた小さな祭場だったようだ。
熔鉄の孤砦
溶鉄と赤銅からなる古い塀は、赤砂の国の境界を示していると言われている。かつて、烈日君王の戦車がここを発ち、仄暗い山々の間をさまよう魔霊を追い払ったという。その後、金色に輝く列国は流砂に沈み、鉄で鋳造された高い壁も凡人の王朝とともに忘れ去られた。そして、誰も知らない遺跡だけが残ったのだ。
幼夢の欠片
ここはかつて、他の子供たちが森をどう表現するかをもとに作られた、森の子供たちの夢の楽園だった。
彼らの記憶では、森は世界のようにとてつもなく広大である。また、運命のように奥深いものであった。
世界の尺度と運命の浅さはやがて人を失望させるが、そんな空想はまだ苗畑の奥底に残っている。

フォンテーヌ

色褪せた劇場
不朽の楽師の指揮のもと、とある古代劇団はここで旧文明の哀歌を歌っていた。
古い演目は時を経て伝説となり、その伝説は童話として語られていく…ある日、誰かに拾われ、もう一つの幻の序曲となるその時まで。
深潮の余韻
水の君王がまだ幽閉から戻っていなかった遥か昔の話。音楽を通し、海の上に栄光の帝国を築こうと夢見たもう一人の神王がいた。だが空想のような偉大な願いは失敗に終わり、人の子の野心と誇り、それらと共に水に深く沈んだ。黄金の如き楽章には沈黙が訪れ、孤独な潮の音だけが、残された祭壇に響き続ける。
滝を臨む廃都
過去の秘密結社によって発掘された、地底に沈んでいた遺跡。この場所は彼らが思っていたようなところではなかったが、それでも重宝されることとなった。
罪禍の終末
伝説によると、最初の純水騎士は精霊と共に荒野に隠れ、自己追放と苦行によって罪を償おうとしていた。今やこの地はすでに死の静寂に帰り、冷たい風だけが、今もなお幽谷を吹き続けている。
蒼白の遺栄
かつて、海を縦横無尽に駆け巡った白い艦隊はフォンテーヌの栄光であった。なぜなら、あらゆる水を征服することは、まさに河川と海洋の女主人が人々に授けた権力と祝福だったのだから。しかし、遥か遠い憧れは到底運命の法則には敵わない。
今でも、黄銅の帆柱には「四海の潮波を征服せり」という言葉が刻まれている。

征討領域

風龍廃墟に入る
高くてボロボロの塔は声無きに過去の悲しみを訴える。思い出と風の咆哮と共に訴える…
「黄金屋」に入る
璃月を覆っていた暗雲は消え、この地を脅かしていた陰謀も七星、仙人、そして君によって阻止することができた。
しかし黄金屋の奥深くで、ファデュイの「公子」と戦った記憶が再び鮮明に蘇った。記憶の中でこの戦闘をもう一度経験すれば、何か新しい収穫を得られるかもしれない。
「伏龍の木」の底
長い歳月の間、棺桶のように若陀龍王を禁錮した地心の岩床。
鳴神島・天守
稲妻を主宰する雷電将軍の住処。
「御前試合」を行うには最適な場所でもある。
夢想楽土の結末
かつて、夢を乗せた無数の花びらは風に散り、その願いを叶えることができなかった。ここは永遠の始まりであり、「彼女」の終わりでもある。
淨琉璃工房
森の地穴に隠された秘密の工房。激しい衝撃によって出入口が現れた。かつて「超越」の種はその中で一度発芽し、地面を突き破ろうとした…
原初の郷
翠の草龍はかつて、民のために夢のような生命の図面を描いていた──翠草が砂となり、世界の滅亡が訪れ、夢は生命の燃料にならなければならない時まで。「岐路」にたどり着くと、彼らの誇り高き身体はすでに傷つき、醜くなっていた。それに比べ、この地に足を踏み入れたテイワットの新たな主人は、あんなにも美しい眩しい…
異界の余影
かつて星の羊水を呑み込んでいた巨獣は、この世から跡形もなく去っていった。しかし、滅亡の予兆の残影は、事情を知る者の心に永遠にのしかかるだろう。
悪戦の際に砕かれた時空の欠片が、ここに落ちているようだ。それを通して巨獣の映像を再び目撃できるかもしれない。
ぼろぼろの廃墟
かつては美しい庭園だったが、今は荒れ果てた廃墟となっている。
前回の戦いは夕焼けのように沈んだ。「家族」が続いていく中、次の決闘がついに訪れる…

その他

伝説では、天空の島と繋ぐ人は神の目の中で──幻視の中で見た天に繋ぐ階段も螺旋の形をしている。我々が宇宙に行っても、深淵に落ちても、変わりはない。皆、未知の暗闇なのだから。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

管理人/副管理人のみ編集できます