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月海亭の秘書。

データ

物語

甘雨は麒麟と人間の混血である。『絶雲紀聞』には、麒麟と人間の間に生まれた子供の伝説が記されている。
奥蔵山の仙人・留雲借風真君が幼い甘雨の世話をしていた。帰終とも何度か会ったことがあるという。当時の甘雨は、真君が仕掛けを作っている時に部屋で走り回っていた。角を撫でられるのが好きだったので、真君はいつも角を撫でて寝かしつけていた。
彼女は毬のように丸々と太っており、真君と共に山へ登った時、つまずいてコロコロと麓まで落ちてしまった。
ある時、彼女は仙人を訪ねてきた人間にぶつかった。初めて生きた人間を見た彼女は、びっくりして岩の隙間に二日間隠れていた。
三千年前、甘雨は岩神モラクスの召喚に応えて魔神戦争に参戦した。魔神戦争中、彼女はその毬のような体型ゆえに巨獣の喉を詰まらせたことがあった。巨獣は息が出来ずにすぐ降伏した。
約二千年前に璃月七星が設立された時、甘雨は初代七星の秘書を務めることになった。その決断を下した瞬間、氷元素の神の目が発現した。
それから長い月日が経ち、甘雨は今も七星の秘書として働き続けている。
彼女は「人」と「仙獣」の血を引くゆえに、どちらにも完全に属することができないと思っている。麒麟の血を明かせば人々から距離を置かれると思っているため、角について聞かれると、いつも家に伝わる髪飾りだと誤魔化す。これには、角に触られたくないという理由もある。
甘雨には昼寝の習慣があり、時間になると場所や状況に関係なく、体を丸めてすぐに眠ってしまう。ある日、「天璇星」に同伴して昼食を外で済ませた後、満腹になった甘雨は道端に積まれた干し草の上で眠ってしまった。そのまま荻花洲へと運ばれてしまい、荷下ろしの時に頭を地面にぶつけてようやく目を覚ましたという。
甘雨はかつて鞠のように丸々としていたが、現在は体型の維持に尽力している。
甘雨は岩王帝君に強い尊敬の念を抱いている。ある年の七星迎仙儀式では、式典に着ていく衣装の飾りをどれにすべきか悩んでいたら、2時間も経っていた。当初は帝君の統治に反発する刻晴の態度に納得がいかなかったが、やがて刻晴が帝君への態度を軟化させるようになり、わだかまりは消えた。

テキスト

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