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大赤砂海の都市国家の一つ。知恵あるティナル人の国で、通称「サファイアの都」。空を思わせるサファイアの天蓋があり、翠緑の庭園が広がっていた。

歴史

トゥライトゥーラは三生魔神の時代から存在した古い都市で、ナブ・マリカッタが一番気に入っていた珠玉であったと言われている。ナブ・マリカッタの死後、トゥライトゥーラはジュラバドのパーヴェズラヴァン王に臣従して貢納を行った。
キングデシェレト文明が滅んだ後、ジュラバドのラムシャフ王がトゥライトゥーラを含む七大高塔を統一した。ラムシャフの死後は群雄割拠の時代が続いた。
トゥライトゥーラの城主フマーユーンはトゥランハガンを討伐してジュラバド王に即位したが、ジンニーの乱によって死亡した。
再統一を果たしたガルサスプハガンの死後、民衆はトゥライトゥーラへと避難した。当時の城主グーダルツはアモンの権威を借りて逆賊を撃退し、サリブ・ドーレイ王と号した。
オルガナの覇王ムザファールデイズはサリブ・ドーレイ王を破り、大規模な略奪を行った。
トゥライトゥーラを統治する智者たちはムザファールの孫バッダナーに貢物を贈り、その中には踊り子マカイラも含まれていた。マカイラはバッダナーを暗殺してその息子ファラマーツと結婚した。
トゥライトゥーラの城主バラシュはファラマーツから王位を奪ったが、ゴーラツに討たれた。トゥライトゥーラの高官たちは反乱を起こしてゴーラツを殺した。やがて市民たちは長い戦争に疲弊し、復位したファラマーツ王を追放した。
ジンニーに愛された戦士サイフォスはトゥライトゥーラの守護者だった。浪客となったファラマーツは諸王に雇われてサイフォスを暗殺した。トゥライトゥーラはその後急速に衰退し、数年後に滅んだ。

考察

  • トゥライトゥーラ(Tulaytullah)はスペイン中部の都市トレドのアラビア語名。トレドは711年から1085年までイスラーム勢力の支配下にあった。
  • トレドでは古代ギリシャ・ローマの文献がアラビア語からラテン語へ翻訳され、12世紀ルネサンスを推進した。トゥライトゥーラの「智者の街」という評判はこの歴史が由来かもしれない。
  • トゥライトゥーラはティナル人の国とされるが、ティナル人の由来は植物学者ティグナリー(al-Tighnari)だと思われる。彼はイスラーム支配下のスペインで活動した。

テキスト

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