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五百年前にテイワット全土を襲った大災害。カーンルイアの滅亡をきっかけに、無数の漆黒の魔獣が七国に侵攻した。

原因

漆黒の災いの正確な発生理由は分かっていないが、カーンルイアの滅亡がその引き金であったことは間違いない。五百年前、神々が降臨してカーンルイアを滅ぼした。その後、カーンルイアの魔獣の群れが七国を襲った。
これらの魔獣はカーンルイアの錬金術師レインドットが創造したとされる。カーンルイアが魔獣を暴走させたために神々が鎮圧したのか、それとも神々がカーンルイアを破壊したために復讐として魔獣が解き放たれたのか、その因果関係は明らかになっていない。

経過

モンド
モンドにはレインドットの傑作、漆黒の魔龍ドゥリンが襲来した。風神バルバトスは人々の祈りに応えて東風の龍トワリンを召喚し、龍と共にドゥリンと戦った。ドゥリンは敗北し、その死骸はモンド南部の雪山(現ドラゴンスパイン)に落下した。
西風騎士団もダダウパの谷で魔獣の群れと戦い、「幼い狼」ルースタンが戦死した。
璃月
璃月では、層岩巨淵から魔獣の群れが発生した。岩王帝君の命令で千岩軍が招集され、決死の防衛戦を戦った。状況は絶望的かと思われたが、無名の夜叉と伯陽らの計画が成功し、太威儀盤の方術によって魔獣の群れを地下に封印することに成功した。
稲妻
稲妻では、海の向こうから漆黒の軍勢が侵攻してきた。狐斎宮は荒海の地下遺跡に民を避難させ、幕府軍は妖怪と並んで戦った。狐斎宮は戦死し、御輿千代や霧切高嶺は漆黒の力に呑まれた。最終的に雷神バアルゼブルがカーンルイアから帰還したことにより、稲妻の災いは鎮圧された。
スメール
スメールでは漆黒の魔獣の侵攻と共に、「禁忌の知識」が世界樹を汚染し始めた。草神はアーカーシャを創造して人々の夢を収穫し、多くの力を費やして世界樹を守った。
一方、神鳥シームルグは亡くなった先代水神が遺した甘露活水を飲み、自らを霊光百種に変えて大地に撒いた。
カーンルイアの白鵠騎士は遺跡巨像に乗り、教令院の学者と協力して魔物と戦った。学者たちは後に甘露花海を訪れ、カーンルイア人ダインスレイヴと最初の花霊ズルヴァーンと手を組んで万種母樹の穢れを浄化した。これらの学者が後にスケプティック団を設立した。
フォンテーヌ
フォンテーヌでは第一次大水期と呼ばれる洪水が発生し、フォンテーヌ廷は甚大な被害を被った。この時の地形変化により、ポワソン町は海運業の衰退を強いられた。
水神エゲリアはトゥニギ黒淵で戦死し、その遺体は甘露活水へと変わった。草神はその遺体に万種母樹を生やし、意識の拠り所とした。
巨獣エリナスを含む深淵海獣の群れがフォンテーヌの水域を攻撃し、多くの港を破壊した。バザル・エルトン司令率いるフォンテーヌ海軍は決死の突撃を敢行し、エリナスの討伐に成功した。多くの船を失った海軍は後に解体された。
災厄の後、フォンテーヌで新しい純水精霊は生まれなくなった。その代わり、濁水幻霊という元素生命が誕生した。
スネージナヤ
スネージナヤでも激しい戦いがあった。災厄の後、氷の女皇は風神バルバトスとの繋がりを全て断った。

影響

考察

  • 500年前の災厄に関する名称は様々なものがあるが、本Wikiでは主に「漆黒の災い」という名称を使用する。これは世界任務「深き岩層に消えし中隊」でアントンが使用していた表現。
  • Genshin Impact Fandom Wikiをはじめ、英語圏では主にthe Cataclysmという名称が用いられる。これは旅人のキャラクターストーリー1と聖遺物「勇士の心」ストーリーに登場した表現。

テキスト

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