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昔日の人を率いてレムリアに抵抗した歌い手。後世では「純水騎士」として讃えられた。

物語

エリニュスは昔日の人の集落で生まれ育った。彼女はカッシオドルの幼馴染で、蝶の羽飾りを彼から贈られたことがある。やがてレムリアの軍勢が故郷を破壊し、彼女はアルモリカ島の首領クノリクスに引き取られた。成長した後、彼女はエゲリアに忠誠を捧げ、名剣オートクレールを手にして無数の戦功を挙げた。彼女はベロヴァチ、アトレバテス、ヴィロマンドゥイといった昔日の人の諸集落を破り、彼らをアルモリカの下に従えた。
レムリアの大調律師となったカッシオドルは和平を願い、放浪の旅人を装ってアルモリカの武芸大会に参加した。彼は優勝者としてエリニュスとの謁見を許されたが、彼女は彼が語るレムリアの理想に耳を貸すことなく、彼の魔像の身体を斬った。
ある朝、エリニュスがいつものように悪夢から目覚めると、レムリアは一夜にして滅亡していた。神王レムスは大楽章フォボスを破壊するために自らを犠牲にして原始胎海の力を解き放ったが、ボエティウスの介入によって失敗したのだった。こうしてエリニュスは復讐の相手を失った。その後、純水精霊との約束のため、彼女はあらゆる願いを叶えるという伝説の「純水の杯」を求める旅に出た。一方、高天はエゲリアを幽閉から呼び戻し、レムスに代わってフォンテーヌを統べる神となるよう命じた。
エリニュスはエゲリアと対面し、フォンテーヌの民を原罪から救う方法を教えてほしいと懇願した。慈悲なるエゲリアは彼女の言葉に心を打たれ、かつてレムスに語った全てを彼女にも語った。原罪の真相を知ったエリニュスは絶望し、谷へと去っていた。彼女の行方を知る者はいない。
フォンテーヌが歌劇の文化を発達させていく中で、「純水騎士の冒険」は多くの詩人や劇作家によるアレンジを経ていった。物語の中では、白銀の甲冑を着た純水騎士エリニュスは無数の試練を経て純水の杯を手に入れ、エゲリアの解放を叶えたということになっている。純水騎士を記念する千霊祭はフォンテーヌで最も重要な祭日の一つ。

テキスト

  • 片手剣「静水流転の輝き」
  • 聖遺物「在りし日の歌」
  • 書籍「エリニュスの歌」

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